【黒バス】ラブソングを教えて

7 よろしくね ページ8

教室の貴方side


青｢おい、さつき！喋りすぎだ。｣



緑｢まったく。月野が固まっているのだよ。｣



紫｢ほんとだ〜息してる〜？｣



黒｢月野さん、気を確かに持ってください。｣



赤｢すまないね、月野。桃井は情報収集には抜かりがないんだ。｣



青、緑、紫、水色、赤。


カラフルだな。



貴｢あ、ううん。ちょっと圧倒されちゃたけど大丈夫だよ、桃ちゃん！｣



隣でシュンとする桃ちゃんに声をかける。



青｢んっとにさつきは、いつも、うるせーんだよ。｣



桃｢だって！話してたらとまらなくなっちゃうんだもん！｣



どうやら青い彼と桃ちゃんは仲がいいみたい。
付き合ってるのかな？それともほんとに仲が悪いの？


まだ言い合いを続ける2人に少しオロオロしていると、赤い髪の男の子がクスリと笑った。



赤｢心配ないよ。2人はあぁ見えて仲良いんだ。｣



あ、やっぱり仲いいんだ。



貴｢そうなんだ。よかった。…えっと、隣の席の赤司…くん、だよね？｣



赤｢あぁ。黄瀬と桃井のことは親しく呼んでるみたいだし、俺のことも名前でいいよ。赤司征十郎だ。｣


そう言って彼は右手を出した。


貴｢征って呼んでもいいかな？月野Aです。Aって呼んで。｣



私も自己紹介をして彼の手を握った。


赤｢もちろんだ。よろしく、A。｣



征が微笑むのでつられて私も笑う。



貴｢えっと、みんなも名前を教えて貰えますか？｣



まだ名前を聞いてない人たちの方を向いて言う。



緑｢緑間真太郎だ。呼び方などなんでもかまわん。｣


紫｢紫原敦〜。Aちんって呼ぶね。俺もなんかあだ名考えて〜。｣


青｢青峰大輝だ。大輝でいいぜ！俺もAって呼ぶから。｣


黒｢黒子テツヤです。よろしくお願いします。｣



めんどくさいし、全員あだ名付けちゃお。


貴｢えっと、真太郎の真ちゃん。｣


緑｢真ちゃん…だと！？｣


貴｢敦のあっくん。｣


紫｢あっくん…いいね〜。｣


貴｢…大輝。｣


青｢てきとーかよ！｣


貴｢えーっと黒子くんはー。｣


青｢テツでいいだろ。俺もそう呼んでるし。｣

黒｢青峰くんが勝手に決めないでください。｣


貴｢じゃあ、テツで！｣


黒｢え…？｣



黄｢そういやAっちは普通に黒子っちが見えてるんすね。｣



…？？？……え？？？



貴｢な、なに。テツって見えちゃいけない存在なの？｣


桃｢もー！きーちゃん言い方！｣



テツはお、おばけ？

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