大好きな戦国無双の世界にトリップってありですか【戦国無双】 (ページ48)

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47話「あれ？何故此処にあの人が…？ありですか!?」(書き方を全部統一しようと思います、台本書きでは無く普通に名前を書かずに「」とかだけです) ページ48

私と前田様は走って朝倉義景様の元へ、ですが多大なる予想外が待ち受けておりました、それは…

「前田慶次…何故Aの横にいる？」

「お前さんこそ…“風魔”、なんでこんな所に居るんだ？この戦、全然関係ないだろ？服部も居ねぇし」

知り合いの様だけど、何故か火花を散らしている…ライバル…の様な関係でしょうか？

「ククク…うぬは分からないままでいろ…A」

「…何ですか」

前田様の後ろに隠れながら少しだけ顔を出して小太郎の様子を伺う、しかめっ面の小太郎が見えます

「我の狙いは…A、うぬ1人」

そう言ったかと思うと目の前に勢いよく迫る手…手!?

「A!?風魔！嬢ちゃんに何する気だ!!」

「クク、何がしたいと思う？敵に突きつけるやもしれんな…我は中立の立場、だがそんなことをすればAの敵に成り下がる…さぁ、前田慶次、我は何をすると思う？」

私を捕まえている腕が少しだけ震えていた、何故かは私には分かりません、小太郎ではありませんので

「さぁA…勿論付いてくるだろう？…さっきのことも謝りたい…からな」囁き

私の耳に口を近づけそう囁いた

「…風魔、前みてぇにはいかねぇ…ﾀﾋ合おうじゃぁねぇか」

武器を構え鬼の形相の前田様、ギラついた瞳が怖く感じる

「うぬと戦いたい気分ではない…A、行くぞ」ｸﾞﾙｯ

「きゃぁっ!!」

小太郎がぐるりと回転した、目の前が黒く染まる

「A!!」

前田様が走って来て手を伸ばす、私も手を伸ばそうと思ったけど小太郎に遮られた

《Aが連れ去られた後》

前田慶次視点

「俺ぁ…女1人守れねぇってのかい…」

風魔に連れ去られた嬢ちゃん…Aの事が頭から離れない、それ以外に何故か考えられない

「…まじかよ…」

周りを見回してみた、何故かは知らねぇがふっと視界に映った朝倉義景の“亡骸”

「あいつ…俺達の…味方？」

Aを連れ去って少し、伝達で浅井長政の近くにAと風魔が出現、風魔はお市って奴に進軍したようで

「そうかい…戦う気分じゃねぇってのは、こういう事かい」

守れなかった訳では無いと思った瞬間、落ち込んでいた心は少しやる気を取り戻した、風魔には負けてらんねぇなぁ！

「ちょっとでも、嬢ちゃんにいいとこ見せねぇと！」

男として、やっぱりいい所は見せときてぇもんだろ？