大好きな戦国無双の世界にトリップってありですか【戦国無双】 (ページ5)

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4話「戦に参加ってありですか」ページ5

北条氏政視点

風魔がいきなり連れてきた嬢ちゃん、少し怯えてるように見えるが、よく見ると腰に2本短刀がぶら下がっている、俺の首を取りに来た族か？

風「氏康…こいつを戦に出さないか？」

北条「何？この嬢ちゃんをか!?」

「…え？」(˙ㅿ˙?)

何の話？みてぇに疑問符を浮かべる嬢ちゃん、完璧連れてこられた感じだな

北条「ど阿呆！いくら刀を持ってるからってほいほい戦に出せるかってんだ！農民だったらどうする気だ！」

風「こいつは農民ではないぞ？証拠に…」ｸﾞｲｯ

「ひゃぁ！」

風魔は易々と嬢ちゃんを担ぎ上げた、その時に見えた兵糧

風「これを農民が持ち歩くか？こいつは旅人かなにかだろう…何かあれば我が手助けしよう…良いだろう？」

いつもの笑みを絶やさず言ってくるもんだから少し気味が悪いが…嬢ちゃんの意見しだいだな

北条「嬢ちゃんが認めねぇなら俺も認めねぇ…どうする嬢ちゃん」

そう言うと嬢ちゃんは縦に勢いよく首を降る、否定か？肯定か？

「わ、私…役に立てるかどうかはさなかではありませんが、頑張ります!!わ、私！皆さんのお役に立って見せます！」

ブンブン四脚を使って表す嬢ちゃん、あまりの可愛さに俺は少し目をそらした…なんで可愛いなんざ思ったんだ？

風「ククク…本当の春が…氏康に来たか…」

北条「うるせぇ！テメェら！作戦はあの時通りだ！しっかりやれよ!」

「｢はっ！｣」

皆が配置につき、風魔も配置につきに行った、嬢ちゃんがオロオロと何をすればいいのか迷っていた

北条「嬢ちゃん、今からいう作戦頭に叩き込みな、少しでも間違えたらどうなるか…考えてくれよ？」

「は、はい！分かりました！」

俺は戦に出て欲しくなくてあぁ言ったのに、嬢ちゃんは気にも留めず作戦を再確認する輪に入った

北条「上杉家の油断しきってる大軍を奇襲する、まず、油断してのこのこ出張って来やがった小幡憲重、長尾憲景、長尾宣長を討ち取る」

そう言うと苦いものでも噛み潰したかのような顔をした嬢ちゃん、すまねぇな…風魔の気分で付き合わせちまって…

北条(無理はすんなよ嬢ちゃん)「そしたら勢いに乗って急襲だ！関東管領・上杉憲政を叩きのめすぜ！」

「が、頑張ります！」

北条「まだ続くぞ嬢ちゃん、その後、河越城の綱成を救援だ、無事伊草詰所まで連れ出さねぇとな、トドメに上杉朝定を片付けりゃ勝ちだ、無事敵の囲みから綱成救い出してついでに頂くぜ、関東の覇権をよ…」

嬢ちゃん、うちの馬鹿がすまねぇな…