39話「気に入られるのってありですか」 ページ40
左近「く…」ゼーゼー
凄く痛むのか倒れ込んだまま起き上がらない島左近様、甘粕景持様が別働隊(島左近様以外)を倒して武田本陣が開門、謙信さんが進軍し他の人は守りへ、私も行きたいのですが目前の島左近様が気になります
「すみません島左近様…少々力を入れ過ぎたようですね」グイッ
島左近様の手を肩に回させてもらい、敵の詰所まで歩く
左近「な…んで……」
「私、戦に不必要な無駄な命取りは致しません、貴方を倒せという命が下ったとしても、殺 せとまでは言われてませんしね?」
詰所はがら空き、まぁ当然と言っちゃ当然なのですが、敢えて此処には敵軍も味方軍もいない
「さぁ、撤退して下さい、今の貴方では戦えないでしょう?」
左近「ありがとう…またあった時は…味方だと…良いな…」
〈島左近撤退!〉
良し、これでいい!
「さて、そろそろ軍を防衛しに行きますか、葦毛鞍!!」
葦毛{いきなり降りたから驚いたんだからな!}
「本陣まで頼みます」
葦毛{俺の話無視?…まぁいいや!会えたから!!}
勢い良く走る葦毛鞍、その時聞こえたあの声
謙信「ッッ…不覚……」
苦戦してるんですねわかります謙信さん!←(一応単独の台詞全部覚えてる方)
「葦毛鞍!移動場所変更です!武田軍本陣へお願いします!」
葦毛{あいよ!}
方向転換で勢いよく走る葦毛鞍、間に合って下さい…!!
《武田軍本陣》
武田軍本陣につくと囲まれていた謙信さん、その輪の中に当然居る武田信玄様
「謙信さん!救援しに参りました!」
所々の怪我は痛むものの、少しずつ回復させているので心配は要らないけれど、謙信さんはその様な怪奇な術は使えない、私が守らなければ
謙信「…すまぬ…迷惑を掛けた」
「お互い様です、私も迷惑かけましたもの」
背中を合わせ、少しずつ気付かれぬよう回復させる、徐々に痛みが和らいでいると良いのですが
謙信(痛みが引いていく…A…汝と共に居るだけでこの謙信は…強く…なれる)
そう勘違いしているなんて知らない私は謙信さんの後ろを守る、謙信さんは私の後ろを守る…こんな事、何処かでした様な?
《その頃北条軍》
風「へくちっ…クク、混沌の風が風邪を引いたか…?」
甲「しょうもない駄洒落言わないでよ…」
氏康「今頃Aが俺達の話をしてたりしてな」
風「…ならば良しとしよう…」
甲「ホントAに弱いよね小太郎って」
40話「戦勝利!だけれど私、すぐに退散致します…ありですからね?仕方ないんです」→←38話「くっ…無理をするなと言ったというのに無理をするとは…なしだろう…」
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エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» 頑張らせていただきます!!!( ̄^ ̄)ゞ (2017年2月9日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフさん頑張ってください! (2017年2月9日 17時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月9日 7時