34話「前田様がお話上手ってありです、楽しいです」 ページ35
慶次「それで叔父御を騙して水風呂に入れてよぉ!そん時冬だったもんで余計寒かったのか物凄く怒られて…」
「当たり前ですよ前田様、私だって怒ります」
慶次「そうかい?謙信にやろうとしたら綾御前に怒られちまって…」
「だから、当たり前ですってば…ふふ」
前田様は私の予想の斜め上を全速力で駆け上がっていきます、面白い方ですね
慶次「…何となく、意味はわかってきたねぇ」
「?」
前田様がおっしゃる【意味がわかってきた】とは一体なんでしょう?
慶次「…どうだい、叔父御にはまつっていう側室がいるみてぇだが…叔父御に会っちゃくれねぇかい?」
「え?え?」
慶次「桶狭間の戦いで一回話をしたみたいなこと聞いててな、それなら苦じゃねぇだろ?」
「は、話をしたと言っても【すンげぇ腕だな、ちっちぇのに】って言われただけです…ちっさいのは余計ですよね!」
慶次「ハハハハ!叔父御はそんな言い方しかできねぇんだ、しっかり褒めてるからそう怒らねぇでやってくれ」
そんなふうに言われたら怒れませんよね…
「思ったんですが、“叔父御”って事は前田利家様は前田様の叔父にあたる方?」
慶次「よく言われんだよ、お前の方が叔父だろって…残念ながら俺は甥なんでねぇ」
横に置いてた酒をグビッと飲む前田様、前田利家様の方が若々しい…(最初作者は前田慶次は前田利家の叔父さんか何かだと思ってました、逆ですねわかりますby.作者)
謙信「慶次ッッ!」
慶次「おぉ、やっと来たかい謙信、待ちくたびれたぜ」
「謙信さん、もうお酒は程々にして下さいね」
戻ってきた謙信さんに私と前田様は軽くお話をした、謙信さんはまだ少し落ち着いていない様子
謙信「すまぬ…Aと申したか、名前を聞かず失礼した」
「いえ!私こそ名前を名乗らずご無礼を…ですが何故私の名を?」
謙信「姉上から…」
あぁ、あのブラコンさんですか←
慶次「謙信、用があるってんなら席外すが」
謙信「…そのままで構わない」
私の左横に座った謙信さんは、何か話がしたそうなのですがネタがありません私
神〈ねぇ、交流を深める為に戦があるまでご厄介になったらどうかな?〉
(それはいい案です神様!)「あの、川中島の戦い…私が参戦して宜しいですか?」
いきなり言ったのがいけなかったのか、目を見開き驚きを隠しきれていない謙信さん
35話「1ヶ月お世話になるのありなんでしょうか…」→←33話「お酒強い人が酒で倒れるってありですか」
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エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» 頑張らせていただきます!!!( ̄^ ̄)ゞ (2017年2月9日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフさん頑張ってください! (2017年2月9日 17時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月9日 7時