32話「ふふ、このまま順調に進みなさい謙信…ありですよ、誰も何も言わないのですから」 ページ33
綾御前視点
謙信に見つかりやすい様仕向け、わざとAを置いて行き、謙信と交流させる…これが私の今回の策、謙信には色恋沙汰を分かって欲しかったのです
綾「慶次、謙信の部屋にはしばらく立ち寄らぬ様に…」
慶次「まだ1人で軍議してるのかい?そろそろ提案とかしてやんねぇと」
綾「その役目は今回Aに任せました…上手く行くでしょう、河越夜戦の時、先陣を切り私達を帰還せざる負えなくしたあの娘なら…」
慶次「ちょっと待ってくれ、てことはあれかい?風魔を従わせ服部半蔵を屈服させて、アンタを話し合いだけで負かした奴ってのはあの嬢ちゃんなのか!?」
綾「言いませんでしたか?」
慶次「言ってねぇよ!聞いてすらいねぇ!」
騒ぐ慶次を無視し、二人のいる部屋を見つめる、あの様に可愛らしいA…きっと謙信も心を奪われるでしょう
《その頃の謙信》
「お酒って体に悪いんですよ?酒豪だと聞きますが程々にしてもらわないと」
謙信「…御意」(…何故心配してくれる…嬉しい…!?何を言う謙信よ!)
Aとの会話で思うがままの妄想を繰り広げていた←
A視点
全然綾御前様が帰ってこないため、仕方なく謙信さん(上杉謙信様は長いし、謙信でいいと言われましたが流石に…と言うことで謙信さん)とお酒を飲む事に
「こんな昼から飲んでいいんですかね…」(私一応未成年何ですけど…)
〈あ、お姉さんお酒強くしてあるから飲んでもいいよ〉
なんて事してくれてんですか神様…断りたかったのに
謙信「んっ…ふぅ…さぁ、飲め」
大きな盃渡されました、大きいですね…ですが、お酒強いらしいので頑張ります!
「んっ…んっ…」
謙信「よく飲むな…謙信のこと、説教ができぬな…!?」
ちょっと酔いが回ってきたのかフラフラとしますが、心地よい感じです、顔も熱いですが…酒のせいでしょうか、お酒強いんじゃ?
〈安心して、それ最初だけだから、まぁそれ以上飲まない方がいいよ、℃強いみたいだし〉
私は持っていた盃を返した、そうすると持っていたお酒をまた注いで酒を煽るようにして飲む謙信さん
「何かありました?」
謙信「…////」
酔ってるのでしょう、顔を真っ赤にして少し俯いている謙信さん、お水が必要ですか?
謙信「か…」
「か?」
謙信「間接的に…///」
何故かそう呟いてバタンっと倒れてしまった謙信さん
「謙信さんんん!!?」
取り敢えず叫びました
33話「お酒強い人が酒で倒れるってありですか」→←31話「謙信が心、揺さぶるはあり…か」
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エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» 頑張らせていただきます!!!( ̄^ ̄)ゞ (2017年2月9日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフさん頑張ってください! (2017年2月9日 17時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月9日 7時