大好きな戦国無双の世界にトリップってありですか【戦国無双】 (ページ4)

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3話「いきなりあの人に会うってありですか」ページ4

『ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷｯ』

海に落ちる…と思ってたらその海の近くにあった木々に落下、私に傷はなかったけど木々が可哀想なので折れた枝を元通りにくっつけた…こんなことも出来るんですね

「さて、ここは何処でしょう？」

なんて言ってると馬が一頭こちらへ、なんと運のいい!

「背中拝借致しますね」

乗馬した事ないけどあっさり乗れた、身体能力を上げてくれたおかげですね(TT)

「馬さん、近くの人の集まりそうや場所へお願いします」

そう言うと馬さんがヒヒーん…と鳴いて猛スピードで走っていく、素晴らしきスピード!!･:*+.(( °ω° ))/.:+

なんて言ってるのも今のうちでした…

《馬の来た場所》

「…馬さん、ここ…何処ですか？」

馬｛確か…戦場？だったはず、人間たちが無利益な戦いを繰り広げてるんだ、ぐん？って言うので別れてるらしいけど僕そういうのわかんないや｝

「有難うございますね…ここまで連れてきてもらって、口笛を吹いたらまた来てくれますか？」

馬｛うん！任せてよ！またね！｝

馬さんとそういった約束を取り付けて別れました、取り敢えず逃げる…ん？待ってくださいね、あの旗ってもしや…うーん、思い出せない…けど何だか引っかかる…

はっ！そうだ！あの旗達がこんなに集まっていて、城前だってことは…

「河越夜戦…北条氏政様が奇襲を仕掛ける……」

そうか、こんな風になるんだ、ゲーム通りに進めたらいいですよね…これって…

「そこで何をしている…仔犬よ」

「ﾋﾞｸｯ …だ、誰？」

知ってます、けど知らないふりしないと怪しまれる上に私すぐ天国に戻ってしまいます！

「ククク…うぬは面白い…来い、役に立ちそうだ」

「え？え？」

その人のなすがまま、私は手を引かれどんどん城から遠いところへ、どんどん嫌なものが見えてきました…“北条家の家紋”が…

「おい風魔、そいつは誰だ？」

風「ククク…新しい余興よ…」

真っ白な肌色、それは元なのか化粧なのか…は置いておいて、危機に晒されている私、どうしたらいいのでしょうか！