大好きな戦国無双の世界にトリップってありですか【戦国無双】 (ページ26)

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25話「この程度でへばってられません、戦うのはありです」ページ26

左肩に感覚がない、毒のせいで麻痺してしまったのでしょうか…葦毛鞍は安全な場所へ移動しているようですね、良かった

服「起きろ…A」

薄れかけてた視界の中、見えるのは服部さんの顔

「…何故…殺さないんですか…好奇…ですよ…」

服「…主を殺しても何の利益にもならぬ…“味方故”…」

味方…と言う言葉に反応した私、味方…味方？誰かが徳川家康様を説得した!?

風「説得に一苦労…クク、後で擦り傷を治してくれるな？」

服「…貴様は…ハァ」

すっと立ち上がろうとした服部さんは右脚の毒のせいでカクっと地面に落ちた

風「無様よな…ククク」

服「…A…怪我は大丈夫か」

「…なんとか…大丈夫ですね…私は回復いつでもできます…まずは先に貴方から…させてくださいね」

右手を使って起き上がり、服部さんの傷に手を置く、どんどん毒が抜け、傷が塞がっていく

風「何度見ても怪奇…クク」

愉快そうに笑う小太郎を他所に服部さんの傷は完治、次は私の左肩を治していく

服「…助力しよう…今は…味方故」

味方発言今回2度目、そんなに味方が欲しかったのでしょうか

風「我も味方だぞ、味方」

服「…貴様は…違う…」

二人睨み合いが始まった為怪我を治した私はミッションを神様から見せてもらう、味方武将の誰よりも早く今川義元に接近しろ？私の本来の役目だ！

「葦毛鞍!!」

葦毛｛やっと呼んでもらえたぜ！よっしゃ！突っ走んぜ!!｝

いつもより早いスピード、これなら交渉時間は余裕ですね

神〈えーとね、流石にこの世界に隠れて暮らしてたらバレて殺られちゃうからこっちの世界に連れてきて、僕がしっかりとした説明をするから〉

(分かりました神様)「今川様！お止まり下さい！」

今「お？お主は以前敵になったの！今回も敵かの…」(´･ω･｀)

待ってください今川様可愛いじゃないですか←

「あの、私の話聞いて下さりますか？攻撃はしませんので」

今「それなら聞くの！」

いい人だ(´；ω；｀)

「えっと、ここだけの話、貴方は死んでしまうかもしれないんです、だから、ある人の場所へ逃げ込んでほしいのです、貴方はこちらでは死んだ事になってしまいますが貴方自身は死にません」

今「よ、よくわからないの…」

「急いでください！兵の記憶を弄れても、武将の記憶は弄れないんです！」

今「…取り敢えず今はお主を信じるの！」

今川様がそう言った瞬間、今川様は光に包まれ消えた、ただ今川様ソックリの死体がそこに転がっていた