19話「殺気ビシビシ送ってくるのありですか」 ページ20
服部さんと別れたのですが、その後あることに気付きました
「…誰かに付けられてる?」ボソッ
葦毛{どうした姉さん}
「いえ、何でもありません」
不意に後ろを振り返る、既に服部さんは移動しているので誰も居ないはずなのに、誰かの気配がする気がした
「私の気のせいならば良いのですが…少々怖いですね」
葦毛{なぁ、気配するんなら会話はやめといた方がいいよな?俺ちょっと黙っとく}
葦毛鞍がそう言うと私を背中に乗せようのしたのでご好意に甘えて背中に乗った、その時に微妙ながらこちらに送られる殺気
「…やはり敵でしょうか」
短刀を1本手にして周りを警戒する、忍びとかだったら泣きますよ私、手裏剣とかクナイとか絶対弾けません
「…居るなら出てきてはどうですか?」
ビシビシと強い殺気に変わったのでそう言った、けれども出てくる気配なし、私から行かないと駄目なやつなんですか?
「葦毛鞍、ここでちょっと待ってくださいね」
折角乗ったのにまた降りて森を見渡す私、無駄な動力ですねわかります
?「16年前、河越夜戦時に活躍したさすらいの女が風魔小太郎と背を合わせ戦った…」
あれ?この声…懐かしい感じ?だけど殺気が混じってる為物凄く怖いです
?「その女子、名をAと言い…我を16年も待たせた馬鹿だ」
そう言い木の陰から現れたのは…
「こ、小太郎…」
風「16年も何処へ行っていた?何処かの城で幽閉されていたか?それとも…我を忘れていたか」
「あはは…忘れていた訳では無いんですよ、私ちょっと修行してまして…」
風「護身術か?我が教えてやったのに…誰に教わった」
「ある知り合いに…」
風「誰だ、忍びか?武将か?」
なんで特定されてるんですか…
「忍びでも武将でもありませんよ、私の知り合いです」
そう言うとムスッとした顔をする小太郎、ちょっと拗ねてる感じで可愛いです
風「ふん…我はその者を絶対に見つけ出す」
「無理だと思いますけどね…」
そう言って私は葦毛鞍の背中に乗る、何故か平然と後ろに乗った小太郎
葦毛{うぅ…重い…}
「小太郎…葦毛鞍が重いそうです」
風「クク、幻術の我に 任務は任せてある、うぬとの日常を噛み締めさせろ」
…どんだけ甘えん坊何ですか小太郎
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エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» 頑張らせていただきます!!!( ̄^ ̄)ゞ (2017年2月9日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフさん頑張ってください! (2017年2月9日 17時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月9日 7時