大好きな戦国無双の世界にトリップってありですか【戦国無双】 (ページ12)

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11話「勧誘ってありですか」ページ12

雑談を楽しんでたら横から女の子が出現、その子は少し幼さが感じられた…そう、きっと成長すれば戦で活躍するであろう…この世界に必要な存在の1人

甲「私甲斐姫って言うの！よろしく！」

そう、東国一の美女と呼ばれるであろう甲斐姫…今は可愛いですね

「私はAです、甲斐姫様宜しくお願いしますね」

北条「そいつは姫って呼ぶようなやつじゃねぇな、成田ん所の“せがれ”だ“せがれ”」

甲「娘です！」

風「子犬は遠吠えするだけだな」

甲「犬でもない！」

「…ふふふ」

この3人の面白い会話は前の世界で見ていても微笑ましいものだったけど、この目で…間近で見るのとは、やはり面白みが全然違う

甲「あっ、私の事様付けしないで甲斐ちゃんとでも呼んでよ！」

どう？みたいな感じでしたから覗いてくる甲斐ちゃん、もちろん…

「では改めて、宜しくお願いしますね、甲斐ちゃん」

甲「うん！」

嬉しそうにギューッと抱き締めてくる甲斐ちゃんを撫でていると本題を出してきた風魔さん

風「話を変えるぞ、うぬの秘密を一つ…教えてもらおうか」

なんて言うものだから甲斐ちゃんが素晴らしい勘違いをした

甲「な、小太郎!!Aちゃんの秘密って…あんた性格ひん曲がってるのにあっち系のも加わったの!?」

風「性格ひん曲がってるのは敢えて触れないでおくが…そっちの秘密では無い、こいつの…Aの秘める秘密の事だ」

甲「信じられない…Aちゃん！何かあったらぶん殴っていいからね！」

北条「俺も許可だしとく」

風「我信頼無し？」

全-風・A「無し」

風「…」

「い、言っちゃいますけど、私…治癒能力を持っています、これ以上は言えません」

そう言うと風魔さんは納得したように頷き、他の二人はぽけーとしている

風「我の怪我も、自らの怪我も一瞬のうちに治したのも頷ける…」

風魔さんがそう言った瞬間、北条氏政様は私を混乱させる一言を放った

北条「うちに来ねぇか、このまま旅なんてさせられねぇ…武田って胡散くせぇ奴に気に入られちまったお前は絶対に狙われる」

「え…」

甲「そうよ！そうしなよ！」

風「犬が増える…クク」(いや、Aの場合は犬ではなく我が従える主…か？)

わ、私…そこに留まったら自由に行動出来なくなりますよね…

「ご、ごめんなさい…私は…留まるわけにはいかなくて…」

そう言うとしょげた甲斐ちゃんとこれまた珍しくしょげていて犬の耳と尻尾が見える風魔さん、なんて可愛らしい…