お兄ちゃん だーいすき！ それって 僕たち (俺たち) のこと さそってるの？

いつもの生活！？ ページ9

A「ふぁぁぁぁぁ」

　大きなあくびをしながら、すとっとベッドを下りた。

　お兄ちゃんたちはどこ？

　いつものように、ベッドの下のあるスリッパを履いて部屋を出た。

　A「………。」

　 あたりはいつも以上に静かになっていた。

　まだ寝ぼけてる？ 私は、そう思ってしまった。

　 だけど違う、 お兄ちゃん？ 一体どこ？

　またまた嫌な夢でも見ているのか。 そんなの勘弁してほしい。

　A「お………、お兄ちゃん？」

　やっぱりいない。 どうして？

　 さっきみたいに、お兄ちゃんは私のことを見つけてくれるのだろうか？

　私はおもわずつぶやいた。 ←あっ ツイッターとかのほうじゃないよ！！

　A「オオカミさん」

　 もう一人のほうも、静かにつぶやいた。

　A「うさぎさん」

　どうして今この二人が出てくるのかがわからなかった。

　 でも…………………。

　うーん、やっぱりすぐには出てこないよね。

　そのとき、 いきなりポンと、頭をたたかれた。

　A「わっ！」

　一体誰なんだろう。 私は、上を見上げてみてみると。

　嶺二 「Aっ！ おーはーよーっ！」

　藍 「大丈夫？ ずっと泣いてたみたいだったけど…」

　どうやら昨日の夢で、泣いていたみたいだ。

　A「心配かけて、ごめんなさい。」

　 もう大丈夫なの、 ここにちゃんと会いたい人と出会えたから。

　私はふんわりとほほ笑んだ。

　嶺二 「どんな夢、見たのかな？」

　A「ええっとね………。」

　 正直、教えてもいいのか迷ってしまった。

　藍 「僕も教えてほしいな……。」

　 両方とも、知りたがっているからいいのかな？

　A「あのね！ オオカミさんと、うさぎさんが出てきてね！」

　藍 「オオカミとウサギ？」

　ちょっと、子供っぽいなんて思ったのかな？

　 子供じゃないんだから、 もう、高校生なんだし！！

　A「うん！ それでね！！

　 オオカミさんが、嶺二お兄ちゃんで！」

　嶺二 「へ〜、オオカミが、僕か〜！」

　 なんかすごくうれしそう！ オオカミって、そんないい役なのかな？

　A「うさぎさんが、藍お兄ちゃんなんだ〜！」

　藍 「僕がうさぎとか……、ちょっと、変な夢見過ぎ！」

　 あれ？ 藍お兄ちゃんは、ウサギさんは、嫌かな。

　A「うう………。っでも、お兄ちゃんたち とっても似合ってたよ」

私にとってのお兄ちゃん………。→←ここで宣伝

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