お兄ちゃん助けて!!! まだ夢の中……… ページ4
A「ううっ……うう…うっ」
涙が止まらずに、もう30分くらいが過ぎた。
そこでうずくまっていて、 何度も何度もお兄ちゃん、お兄ちゃんと、
唱えた、 最後に「早く迎えに来てよ!!」と、
ぐしゃぐしゃになった顔で、私は、涙を拭いた。
そして、 トントンと、肩をたたかれた。
A「っ!?」
いったい誰? 知らない人だったらどうしよう。
でも、密かに、お兄ちゃんであることに期待は、していた。
? 「かわいい子みーーーーっけ!」
え…… 誰? でもこの声、この肩のたたき方、そしてしゃべり方。
全てわかっていた。 だけど、後ろを振り返ってみると、
A「嶺二お兄ちゃん?」
嶺二 「え? だれーそれー! 僕チンのこと忘れちゃったの?
ほーらっ思いだしって!って言っても無理か。
せーかい、でもちょっと違う。」
どういうこと? 見た目は一緒なのに……
ただちょっと、ケモ耳、が生えているっていうか。
尻尾もふさふさしてて、 もしかして、オオカミさん役なのかな?
だったら、食べられちゃうんだよね……。
それだったら、ちゃんと逃げなきゃ!!
嶺二 「あっ、その顔、ようやくわかったみたいだね。
うんえらい! えらいぞ!!!」
そして、いつも私をなでてくれるみたいに、よしよし、とやってくれた。
どうしてもこれは、うれしくなってしまう。 私だけなのかな?
A「それで、オオカミさんは、どうしてここに?」
嶺二 「それは、もちろん、君を食べるため…… と、言いたいところなんだけど
違うんだよね。」
赤ずきんは、ここで、オオカミさんから逃げなくちゃいけないけど、
どうやら、この赤ずきんは、そういう話ではないらしい、
嶺二 「今日は、君の大好きな、お城へ、連れて行ってあげるよ。」
んん? これって、赤ずきんじゃないよね、
シンデレラっぽくなってる。 どうして????
また頭の中にはてなが浮かび上がる。
でもこれって、ついて行くしか、方法はなさそう。
だけど、そのとき。
? 「その、女の子、僕のなんだけど離してくれない」
この声、このしゃべり方。 藍お兄ちゃん!?
藍 「ねえ、聞いてる?」
か…かわいい/////// 何なんだこれは/////
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季夜 - ヴァンパイアってアヤトとライトですか? 更新頑張ってください!!!楽しみにしています! (2016年5月11日 17時) (レス) id: 019bd0e85e (このIDを非表示/違反報告)
渡辺(プロフ) - ヴァンパイアのキャラ名って、アヤトとライトですよね。小説頑張って書いてください。 (2015年4月6日 8時) (レス) id: 6241296188 (このIDを非表示/違反報告)
poisonapple(プロフ) - 真心さん» ありがとうございます。 感激です。 絶対に見ます・v・ (2014年1月30日 16時) (レス) id: 65d1aa9217 (このIDを非表示/違反報告)
真心(プロフ) - 第2アカウント発動!!こっちで作ったお話も是非読んでね~(●´∀`●) (2014年1月26日 11時) (レス) id: 8391429083 (このIDを非表示/違反報告)
poisonapple(プロフ) - いつの間にか、1700HITだ!!すっっごーい! とっても嬉しいです。ありがとうございます。 (2014年1月25日 14時) (レス) id: 65d1aa9217 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽふぽふプリン | 作成日時:2014年1月3日 15時