検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:16,361 hit

探して探して探しても…………。 ページ15

〜藍SIDE〜





 藍 「はぁはぁ………」

 僕は急いで、Aのそばへ行こうとする。

  息を切らしながら早くしないと、と………。

 疲れる………。よりも、 Aを、探し出さないと。

  最近Aの事ばかり考えていた。

 あの子の笑顔、 あの子のしぐさ、 あの子の香り、

  全部全部、 思い出していた、

 そして、あの木のところまで、ついた。

  Aは、どこ?

 僕は、きょろきょろと、あたりを見回す。

  だけど、 Aの様子がない。

 すると、何やら楽しげなAの声がした。

  あれ? あの子って………。 A?

 そして、 しばらくの間その子たちの話を聞いていた。

  この声、 やっぱりAだ。

 僕が間違えるはずがない。 間違いなく、Aだ、

  その隣にいるのは、Aの、仮彼氏

 どうしたんだ、 一体こんなところで。

 A「もう、イヤ」

 一体何の話? こんなところで立ち聞きなんてしたくないけど……

 A「もう、別れよう…… 私がつらいんだ

  ごめんね……」

 Aが、 あいつを振った?

  何の心境の変化かは、知らないけど………

 男1 「はぁ!? ふざけんなよ!!」

 A「っ……!」

 Aが危ない……でも、 ここであの子に迷惑だなんて思われたくない

  誰どもきっとそうだ……。 だけど、この場合は……。

 男1 「ほら、なんで、抵抗しないわけ? ほんとお前ってさ

  一人じゃ何もできない人間だな、だからさ、

  やっぱり、俺がいないとダメなんじゃないの?」

 そんなわけないじゃん……。 何言ってんの。この男

 Aが、そんな弱い子じゃないよ。 この僕が一番わかってる

 A「っ!……。」

 やっぱりこの状況は、まずい…… それと…

  Aを、いじめるとろくなことにならないって、 証明してあげなくちゃいけないね

 しかも、あの男どこかで見たことがある。

  どうしてだろう、僕が忘れるはずがないのに………
 
 Aの、唇を奪うなんて、君なら、100000万年早いよ。

  わかってると思うけど、 僕の妹………いや、

  僕の、Aなんだから。

 僕は聞き逃さないでいた。 君の、僕への助け。





 A「藍 ……お兄ちゃん、助けて………」

 

好きだったんだ。 君のこと////→←迷子になった、妹へ。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:お兄ちゃん , うたのプリンスさまっ , うたプリ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

季夜 - ヴァンパイアってアヤトとライトですか? 更新頑張ってください!!!楽しみにしています! (2016年5月11日 17時) (レス) id: 019bd0e85e (このIDを非表示/違反報告)
渡辺(プロフ) - ヴァンパイアのキャラ名って、アヤトとライトですよね。小説頑張って書いてください。 (2015年4月6日 8時) (レス) id: 6241296188 (このIDを非表示/違反報告)
poisonapple(プロフ) - 真心さん» ありがとうございます。 感激です。  絶対に見ます・v・ (2014年1月30日 16時) (レス) id: 65d1aa9217 (このIDを非表示/違反報告)
真心(プロフ) - 第2アカウント発動!!こっちで作ったお話も是非読んでね~(●´∀`●) (2014年1月26日 11時) (レス) id: 8391429083 (このIDを非表示/違反報告)
poisonapple(プロフ) - いつの間にか、1700HITだ!!すっっごーい! とっても嬉しいです。ありがとうございます。 (2014年1月25日 14時) (レス) id: 65d1aa9217 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽふぽふプリン | 作成日時:2014年1月3日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。