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三話 ページ5

鴉「く、首無!何をしている、相手は姫様だぞ!いくら心配していたとはいえ…」


首「少し二人にしてもらってもいいですか?」


鴉「ま、まて」


私は首無に手を引かれて夕焼けの薄暗い道を歩いていった。


そして、しばらくして誰もいない、ベンチしかない公園に着いた。
ここでは昔首無とりっくんと遊んだことがある。


首無も喋らない私も喋らない、気まずい沈黙…


短いけどすごく長く感じる。


姫様っと先に口を開いたのは首無だった。


首「先ほどは叩いてしまって申し訳ありませんでした。
ですが姫様にも理解して頂きたい、皆がどれほど姫様の帰りを待ち望み、とても心配していたことを。


私はその言葉を聞いて自分のことしか考えてなかった自分の愚かさと皆にかけた心配との申し訳なさで、涙をこぼした。


貴「ごめんなさい。ごめんなさい…ひっく、ふっふぇっひっく」


私は自分が悪いのにまるで小さい子供みたいに泣いてしまった。
そんな私を首無はさっきまで、怒っていたのが嘘のように暖かい手で撫でてくれ優しく微笑んでいた…


首「ちゃんと反省してくれればいいんですよ。私は姫様にわかってもらいたかっただけです。だからそんなに泣かないでください」


と困ったふうに微笑んでいた。
私はその顔を見てだんだん落ち着いてきた、そしたらいつの間にか涙は消えていった。
その変わり首無との笑い合いが増えた。
やっぱり何も変わってないなーと思いながらも少し3年もの間の隙間を感じた…


首「そろそろ帰りますか。皆に会いたいでしょ?リクオ様にも早くあってあげてくださいね」


と、首無は技とらしくりっくんの所を強調して言った。


だから私はちょっと戸惑いながら、うんと答えた。


早く皆にあって今までかってに旅に出たことを謝りたい。


そして皆と早くまた話したり、遊んだりしたい!なんて帰り道、首無と話していた。

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設定タグ:ぬらりひょんの孫 , ぬら孫 , 奴良リクオ   
作品ジャンル:恋愛
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雪那 - 設定なっっっがっっ。 (2015年8月8日 21時) (レス) id: 2aba8cfbc2 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き - 凄く面白かったです!続きが気になります! (2015年6月12日 8時) (レス) id: 99b142448d (このIDを非表示/違反報告)
雲母 - 皆さんコメントありがとうこざいます!頑張ります! (2015年5月10日 23時) (レス) id: 3b8e9478c1 (このIDを非表示/違反報告)
のん〜 - 先が楽しみです☆早い更新待ってます♪ (2015年4月20日 17時) (レス) id: 670ed1239a (このIDを非表示/違反報告)
ZERO - うわっはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!・・・四国らへん見たかった・・・(泣)がんばってね^▽^ヾ (2015年3月25日 2時) (レス) id: fe74fd5254 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雲母 | 作成日時:2015年2月21日 23時

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