十七話 ページ19
くっ、ここはどこ？私は、確か…気絶させられて……って…はっ！逃げなきゃ！
？「よう起きたか？ついてこい」
両手を縛られている…ついていくしかないか…
？「失礼します…山姫様連れてまいりました」
山「ほぅ…よくやったのぅ。どれ顔を見せてたもぅ…誠綺麗な顔よのぅ…妾の息子の嫁にふさわしい…」
貴「嫁？なにを言ってるのそんな話は聞いてないわ！それに貴方達は誰なの？」
山「うるさいやつじゃのぅ…ちと黙っておれ…」
？「山姫様、もう一人の者はどうしますか？」
山「そうじゃのう、ふちざる…お主の嫁になどどうじゃ…」
ふ「不躾な事を言わないでくださいあのような小娘、まだこちらの娘の方がましですよ…」
山「そうじゃのぅ…ふふっ…祝言が楽しみじゃ」
貴「人の話を聞いてるの？！早く縄をといて！私は嫁になんてならないわ！誰かも知らない人の嫁になんか！」
ふ「小娘…貴様、山姫様に対してぶがたかいぞ…」
ザシュッ
貴「くっ」
切られた所から力が抜けて行く…妖刀？
山「お前が反論したとこで何も変わらん…もう決まったことじゃ…暴れるのはどうでも良いがほどほどにしとくれよぉ？此奴を助けたいならなぁ」
襖があいて連れて来られたのは
氷「ちょっとなにするのよ！このっ！ふぅー！」
パキパキッ
山「此方も威勢がいいのぅ…妾のてしたを凍らせよって…肝でも喰ろうてやろうか…」
氷「ひっ…」
貴「氷麗！」
氷「姫様…！何故ここに？！」
山「私語は許さんぞ。小娘、貴様が奴良組のものだということは知っておる、おそらく此奴もじゃろう、そこで此奴を生かして返すかわりにお前はここに残って妾の息子の子をなしてもらう…奴良組の姫ならさぞかし立派な子が生まれるじゃろうからなぁ…交換条件じゃ…断ると言うなら…」
グサッ ザシュッ
氷「かはっ！ごほっげほっ！」 ポタポタ
貴「氷麗！何をするのやめて！」
山「どうじゃ…決心はついたか？まぁ此奴の命だけでは全然役には立たんかのう？」
貴「………今の言葉訂正なさい…………」
山「なんじゃ？本当のことじゃろうが」
貴「氷麗を侮辱したこと…死んでむくいなさい」
山「はむこうてくるきか？笑わせよるのぅ…こんな奴のために命を捨てるか？……ここではお前に勝ち目などない…一人で百もの妖を相手にするなど死にゆくも同然じゃ…」
貴「私を舐めないでくれる…？氷麗すぐ終わるからまっていてね…」
氷「姫様っ…！」
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雪那 - 設定なっっっがっっ。 (2015年8月8日 21時) (
レス) id: 2aba8cfbc2 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き - 凄く面白かったです！続きが気になります！ (2015年6月12日 8時) (レス) id: 99b142448d (このIDを非表示/違反報告)
雲母 - 皆さんコメントありがとうこざいます！頑張ります！ (2015年5月10日 23時) (レス) id: 3b8e9478c1 (このIDを非表示/違反報告)
のん〜 - 先が楽しみです☆早い更新待ってます♪ (2015年4月20日 17時) (レス) id: 670ed1239a (このIDを非表示/違反報告)
ZERO - うわっはぁぁぁぁぁぁぁぁ！！・・・四国らへん見たかった・・・（泣）がんばってね＾▽＾ヾ (2015年3月25日 2時) (レス) id: fe74fd5254 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲母 | 作成日時：2015年2月21日 23時
