みんな大好き紅一点！４

年齢 ページ5

リナside





今日はあいかと二人でランチ

二人でご飯なんて、いつぶりだろう？
多分、あいかの高校卒業祝いに行ったっきりだと思う……。




待ち合わせ場所に行くと、そこには帽子にサングラス、そしてマスクをしたあいかの姿が。


すっかり芸能人だな………笑









リナ「あいか！お待たせ！」




あいか「リナーー！会いたかった……」




リナ「私も笑 さ、早く行こ！」







今日はこのあと仕事で行くところがあるから、そこに近いカフェにした。

二人とも同じメニューを頼んで、早速お喋りが始まった







あいか「ここ、個室あるからいいね！」




リナ「そう、それもあってここにしたの。だってあいかったら……すっかり芸能人なんだもん笑 さっき待ってる姿を見て実感した笑」




あいか「いやね、いつもはほとんどしてないんだよ？笑」




リナ「勝利君とそとに出るときも？」




あいか「うんしない」




リナ「いいの？せっかく二人の時間なのに、ファンに声かけられても」




あいか「全然！むしろ会えて嬉しい笑 逆にね、そうやって堂々とデート出来るから楽だよ」




リナ「デートってどこ行くの？笑」




あいか「いやー忙しいから滅多にしないけど、普通にスーパー行ったりとか、ウィンドウショッピングとか、ご飯食べに行くぐらいかな？あ、一昨日は映画行ったよ！」





リナ「うわーー楽しそう！なんか少し羨ましいかも笑」





あいか「リナはみっくんとデートとか……あんま行けないか。」





リナ「うん……。ヒロも忙しいけど最近特に私が忙しくて……。一緒に住んでても、ろくに会わない日もあるもん！」





あいか「私たちもそんな時期あった……。だから少しでも時間あったらラブラブしてる笑」





リナ「なんか可愛い笑」





あいか「自分で言っておきながら恥ずかしい笑」





リナ「昔の私を見てるみたい笑」









そこから時間の許す限り、たくさんお喋りした
最後は二人で自撮りまでしたり笑

にしても………一回り以上離れてたら、こんなにも肌が違ってくるの？笑
二十歳に戻りたい。





あいかの近況も聞けて楽しかった
元気そうだったし、なにより幸せそうで。


やっぱり若いっていいな、楽しそう。





歩いてる時にふとウィンドウに映った自分の姿を見た

今年で３４。世の中では十分大人よね


リナ「そりゃ老けるよな……」







溜め息つきながら、目的地までひたすら歩き続けた。

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