みんな大好き紅一点！４

女子なんです。 ページ37

あいかside





しょりそうが出ていった後









あいか「青木さーん、まだ着替えなくていいよねー？」









青木「うん、まだいいよ」









あいか「じゃあちょっと横になろー」







おっきなソファには珍しく誰も座ってなかったから、
ドカーンと寝転んだ









マリ「Wow！」









中島「姫………その格好………挑発してんの？」









あいか「ん？」









菊池「お前さーもう少し女らしくなれよ！ミニスカなの分かってんの？」









中島「パンツ見えてる」









あいか「ひゃっ！！変態！！」









中島「うっそー笑」






ケンティーがそんなこと言うから起き上がったのに……、









菊池「どっちが変態だよ。あ？そんなに襲われたいか？」









中島「いやいやここは俺が………」









変態野郎どもが近づいてくる……









マリ「風磨君もケンティーもやめなよーー」









さすがマリちゃん、世話が焼けるお兄ちゃん二人を私から遠ざけてくれた。



成長したな…笑









マリ「でもあいかちゃん、風磨君達が言ってるのは間違ってないよ。女の子は普通そんなデカデカと座らないよー」









あいか「だって…………ここは兄弟みたいな感じだから、ついいつもの癖が……」









マリ「それがもし外で出たらどーするの？」







ギクッ



まさかのマリちゃんに意表を突かれてなにも言えない……









菊池「やっぱりお前はいくら見た目は大人っぽい女性みたいになったけど、中身と行動は相変わらず男だよなー笑笑 そんなんじゃ勝利に嫌われるぞ？」









中島「もっと女の子らしくなってほしいなー笑」









青木「もっと言っていいからねーー」









もう……皆してそんな言わなくたっていーじゃん。









マリ「大体あいかちゃんは、もう少しおしとやかになった方がいいと思う。」









菊池「コイツがおしとやか？ムリムリ笑 あんな口をおっきくあけて焼き肉食べるヤツがそんなこと出来るわけねーし笑」









中島「ハハハ、姫も相変わらずだなー笑」









いつもは味方のケンティーまでかばってくれない……





もういい。









あいか「………もういい！皆嫌い！」









私はそう言い放ち、楽屋を飛び出した。

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