【薄桜鬼】もう...貴方を兄とは思っていません (ページ30)

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～続編決定記念話～ページ30

もしも斎藤さんが子供になったら

※夢主違います

貴女

貴「....」

「ｽｰｯ...ｽｰｯ」

今の状況を説明しよう

私は珍しく寝坊している斎藤さんを起こすべく斎藤さんの部屋に来た

呼びかけても返事がなく恐る恐る入ると

布団には斎藤さんではなく斎藤さんによく似た子供が眠っていた

貴「...∑隠し子」

い、いやまさか斎藤さんに限ってそんな事

「ん...ふぁ」

あ、起きた

子「なにゆえAがおれのへやに...もしかしてねすごしてしまったのか...？」

首を傾げて上目遣いで見てくる斎藤さん似の子供

何だこの可愛い生き物は←

ん、待てよ？

貴「その喋り方...斎藤さん？」

斎「...なにゆえおれはこどもなのだ.....まさか」

斎藤さん？は心当たりがあるらしく私はゆっくり話を聞くために適当に土方さん達に訳を言って自分と斎藤さんの分のお膳を運んだ

そして問題が起きた

ｶﾁｬ...ｶﾁｬ....ｶﾁｬ

斎「....」

貴「...;;」

手が小さすぎて箸が持てない

だんだんと斎藤さんの目尻に涙が溜まる

貴「さ、斎藤さん！私が食べさせてあげますから泣かないでください！」

私は斎藤さんから箸を貰いおひたしを口に運んだ

斎「...んっ」

顔を真っ赤にしながら何処か嬉しそうにもぐもぐと食べる斎藤

それを見て悶えるA←

Aは理性を落ち着かせ斎藤さんに何があったのか聞いた

話を聞くと昨夜珍しく山南さんが部屋を訪れ茶を持ってきてくれたらしい

斎藤さんはせっかく淹れてきてくれたのに飲まないのは失礼だとその茶を飲み干したそうだ

貴「じゃあそのお茶に何か薬が入っていたというわけですね」

斎「ゆだんした」

しゅんとなる斎藤さんの姿に...私の理性は限界だった←

私は斎藤さんを抱き上げ抱きしめた

斎「なっ...？！」

貴「可愛いぃ！」

耳まで真っ赤になる斎藤と頬に軽い接吻をしているA

斎「は、はなせ！」

貴「ちょ、暴れちゃ駄目で...っ！」

ﾁｭｯ...

唇が重なった

その瞬間ボンッと煙があたりを包んだ

Aは体を崩し背中から倒れこみ、お腹に何か重みを感じた

目を開けると元に戻った斎藤さんが私のお腹に跨がっていた

あれ？顔が近いぞ？

貴「も、元に戻って良かったですね斎藤さん。あ、あの...退いてもらえますか」

斎「散々俺に好き勝手やったのだ仕返しはさせてもらう」

腕の自由も奪われ私は逃げられないと悟った

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