〜壱〜 ページ3
貴女
貴「そこの浪士さん達...僕の『天笛』が奏でる音...聞いてみませんか?」
夜道で声をかけられた浪士達は少し殺気を向けるが“彼“ののほほんとした表情と気配に安心したのか笑みを浮かべた
浪士1「まぁ聞いてやらんこともないぞ」
貴「ありがとうございます...それでは早速...」
Aは少し空気を吸うと目を閉じて奏で始めた
昼間の賑わった笑い声ではなく、悲しくも美しい音が夜の京を包んだ
ドサッ...ドサドサッ
浪士4「お、おい?!」
そして何かが倒れる音が聞こえた
Aは天笛から口を外し口角を上げた
貴「...駄目じゃないですか...奏でている最中に眠っちゃ...」
浪士4「貴様!なにしやが...?!」
浪士の喉元には既に刃が向いていた
貴「僕の天笛は少し特殊でね...僕が何かを思いながら奏でるとその事を知っている者と知らない者に分かれる...つまり知らない者はあんな風に眠ってしまうんですよ...ちなみに僕が知りたいのは“土方歳三“の居場所」
“貴方...知っていますよね?“
まるで新しい遊び道具を見つけた子供のようにAは笑っていた
狂気を秘めた瞳で
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 久しぶりに、読みました。 (2015年11月15日 8時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わ〜土方さんですね〜 (2015年2月11日 13時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 私も、欲しいです。 (2015年2月11日 9時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
龍舞(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 沖田さんにはやはり猫耳だと思いまして(笑)...こんな猫がほしい(願望)← (2015年2月11日 9時) (レス) id: 65c7405edc (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わ〜。沖田さんの、猫耳可愛いかも。♪ (2015年2月11日 8時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍舞 | 作者ホームページ::http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Answerr/
作成日時:2014年12月29日 16時