恋の風は歌声とともに (ページ26)

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26.本気モードページ26

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大野さんにサイン会開催することを伝えて

サイン会場を手配する

慌ただしい日が続き、月曜日がやってくる

何とか定時で仕事を終わらせて、大倉さんと一緒に音楽教室へ行く

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「こんばんわ」

忠「こんばんわ～」

裕「こんばんわ……大倉！？え、どしたん？」

忠「佐橋から聞いたんや。ここに通ってるって。俺がドラムやってたって聞いたらしくて、その腕前をここで見せようかなと」

裕「あ、そういうこと…スタジオ空いてるから使ってええよ。ちょっと、みんな呼んでくる」

忠「忙しいからええよ」

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なんか、いつもの横山さんじゃない

慌ててる横山さん可愛い

スタジオに向かうと、そこにはドラムが置かれていて早速座り手慣らしする大倉さん

本気モードですね

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いきなり大きな音が響き、ビクッとした

うわっ、凄い…

鳥肌が立ってきた

腕前がここまでとは思わなかった

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章「久しぶりや、大倉のドラム」

「…安田先生」

す「力強さは健在やな」

「渋谷先生…」

信「思い出すなー、大学時代」

「…誰？」

信「ピアノの講師村上信五です。佐橋ちゃんだよね？日菜ちゃんから話は聞いてます」

「あ、そうですか」