【カゲプロ】猫目の彼と猫好きの私【カノ】part３

１２３．忙しい ページ36

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モ「そういえば、もう春休みも終わりですね････」

リビングで各々が自由なことをしている中、
モモちゃんがふと、携帯をいじるのをやめて言いました。


カ「ん？あー、あと一週間くらい？」

セ「特に何もしなかったすよね。Aなんてほぼ毎日寝てたじゃないすか」

貴「そうだねー。
　 セトと顔合わせるの春休み入って初めてかもねww」

キ「高校入ってから大丈夫なのかお前」

貴「気をつけます･･････」

春休み、起床時間が平均１０時の私。
明日からは目覚まし時計をちゃんとセットしなければ。


エ「でも、皆さん本当に予定何も無いんですか？」

キ「俺は特に。セトはバイトだし、キサラギは色々あるんじゃないのか？」

モ「最近は仕事もちょっと落ち着いてきたんです。
　 ････人気落ちてきたんですかね？w」


さらっとすごい発言をするモモちゃん。

最も忙しい時期は、スケジュールが分刻みで１日オフなど無く、
睡眠も車での移動中でギリギリ確保していたそうです。

ちょくちょくアジトで見かけたモモちゃんも、
実は仕事の合間の、ほんの少しの時間で来ていたそう。


キ「た、大変だったんだな････」

モ「はい。まぁ･･････
　 でも今日は１日休みなんですよ！１ヶ月ぶりに」

カ「じゃあせっかくだし、どっか行く？」

マ「え、出かけるの････？」

カ「そんな遠出しないから大丈夫だよ」

モ「やった！私準備してきますねっ」

貴「････あ、着替えなきゃ」

先程の疲れた表情とは打って変わって、
生き生きとした笑顔でリビングを出て行くモモちゃん。

そんな様子を見て、自分が部屋着のままだと気がついた私も、急いで自室に戻ります。

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