116.ずるい ページ29
キドside
キ「そんなに落ち込むなよ。
誰だって人に知られたくない事くらいあるだろ」
マ「そ、そうだけど!
きっとA、カノには隠し事なんてしてないだろうし、
何か負けたような気がして悔しい・・・・・・」
キ「はぁ・・・・」
マリーが「Aの様子を見てくる」と言って
リビングを出て行き、すぐに戻ってきた。
その時、何故かもの凄く悲しそうな顔をしていたので、どうしたのかと聞いてみると、
Aに何か隠し事をされているそうで、
自分がそんなに頼りないかと悲しくなったそうだ。
確か前、Aが風邪をひいた時、
「カノさんだけずるい」とキサラギが拗ねていた事もあった気がする。
Aが好きなのはわかるが、
正直それで敵対心を向けられるカノの気持ちもミジンコくらいは考えてやってほしい←
モ「マリーちゃんAちゃんの事大好きなんだね」
セ「マリーが入団したあと初めての団員っすからね〜。
気持ちはわかるっすよ!」
マ「・・・・ねぇカノ。
カノはどうやってAと仲良くなったの?」
カ「えー・・・・特にこれと言って特別な事はしてないと思うけど」
マ「むぅ・・・・ずるい」
モ「カノさんのくせに!」←
カ「僕の扱い!!」←
・
・
貴「ただいまー。
・・・・うわぉ、珍しく大人数」
キ「おぉ、A」
モ「お帰りーAちゃん!どこ行ってたの?」
貴「ちょっと友達のとこー。
・・・・あれ、マリーどうしたの?シンタローに何かされた?」
シ「何でオレ!?」
エ「ご主人最低ですね!!」
シ「お前も何でノるんだよ!」
Aに話しかけられた途端、マリーの肩がビクッと跳ねた。
そんな様子を見て、こくんと首をかしげるA。
まさか自分が原因だなんて夢にも思っていないのだろう。
それを察したのか、カノがAに声をかけ、耳元で小声で何かを話し始めた。
カ「あのねA・・・・・・」
貴「ん?
・・・・あぁ、なるほど。でもなぁ、そんなこと言われても・・・・・・」
カ「もう良いんじゃない?
どうせいつかバレるし。隠す前に相談したら?」
貴「ん、わかった」
何が何だか知らないが、カノがそう言った途端にあっさりと了承したA。
そんな2人のやりとりを見て、
やはりカノほどAに信用されている団員はいないのだろうと思った。
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irena(プロフ) - あずきちゃんの区長かわいいw (2016年3月7日 18時) (レス) id: a0a6b3d6ad (このIDを非表示/違反報告)
irena(プロフ) - あずきって・・・・・私のニックネームwwww あ、応援』してます! (2016年3月7日 18時) (レス) id: a0a6b3d6ad (このIDを非表示/違反報告)
神々日向 - ごっ、ゴリラのマーチってwwwやばいっ…お腹がいたいwww… 更新、応援していますぅ〜←ww (2015年9月6日 15時) (レス) id: 0a0258f77e (このIDを非表示/違反報告)
ルララ - 面白すぎて、腹筋破裂しそうです! 更新頑張ってくざさいー! (2015年9月6日 14時) (レス) id: 0a0258f77e (このIDを非表示/違反報告)
喋る玩具 - 嘘でっす☆←(本名 結)友達にカノ好きがいて、その子に進められて読みましたww面白いです (2015年9月6日 14時) (レス) id: 0a0258f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽羽 | 作成日時:2014年10月24日 18時