【カゲプロ】猫目の彼と猫好きの私【カノ】part３

１０４．ぬいぐるみ ページ16

貴方side


貴「んー･･･どれ買おうかなぁ」


お店に置いてある商品はどれも可愛いものばかり。

とても全部買えるようなお金は持ってきていないので、
どれを買おうか真剣に悩んでいます。

まぁ、どれも猫なんだけど←


カ「何に悩んでるの？」

貴「ブレスレットか無駄にデカいぬいぐるみか･･･
　 あとストラップか髪留め」

カ「候補多いねー」

貴「んー･･･あ、もうちょっと時間かかると思うから
　 暇だろうしどっか行っててもいいよ？」

カ「いや、僕も一緒に選ぶよ」

貴「そっか。ありがとー」


数十分後。

悩みに悩んだ結果、ストラップをカノとお揃いで買うことに。


貴「色２種類あるから･･･カノは黒猫で、私は白猫ね」

カ「可愛いねー。このストラップ」

貴「めっちゃ似合ってるよ。カノっぽいw」

カ「えー。僕からするとAの方が黒猫っぽいんだけどなぁ･･･」

貴「白と黒しかないんだから、しょうがないでしょ」

カ「それもそうだね。
　 ･･･あ、ちょっと待ってて」

貴「ん？」


カノは思いついたように、お店へと戻って店員さんに何かを話して、
暫くするとまた戻ってきました。

何がしたいのかさっぱり理解できませぬ(´・ω・｀)←


貴「どしたの。忘れ物？」

カ「違うよw
　 はいこれ。プレゼント」

貴「え、これ･･･良いの？」

カ「うん、これなら黒猫だし！」


カノに渡されたのは、私が一目惚れしたあの無駄にデカいぬいぐるみ。

近くで見ると余計に大きくて、
抱いてみると私の頭からお腹辺りまですっぽりと隠れてしまいます。


貴「ありがとう！
　 ････持って帰るの大変だねー」

カ「そうだねー･･･そのへん考えてなかったw」

貴「カノも運ぶの手伝ってね」

カ「わかってるよw」


帰り際合流したキドたちに引くほど驚かれたのは今日一番の笑いでした←

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