102.クレープ ページ14
カノside
貴「クレープ美味っ」
カ「それは良かった」
貴「カノも食べるー?」
そう言って普通にクレープを差し出してくるA。
予想もしていなかった行動に戸惑いを隠せないでいると、
Aはきょとんとした顔でいらないの?と聞いてきた。
カ「え、いやでも・・・良いの?」
貴「は?いちごが1つ減るくらいじゃ怒らないよ?」
カ「いや、間接キスになっちゃうけど良いのかって聞いたんだけど」
貴「あー・・・それね。別になんとも思わないわw」
カ「ふーん・・・じゃあ頂戴」
貴「ほい」
ちょっとAの将来が心配になってきた。
貴「じゃ、ちょっと絶叫系攻めていきますか」
カ「そうだねー」
・
・
・
マ「あ、Aー!カノもいるー!」
ジェットコースターの入口付近にいると、乗り終わったであろうセトとマリーが出てきた。
・・・2人とも髪の毛がすごいことになってる。
貴「ちょ、マリー髪1回整えたほうがいいよ。直してあげるからこっちおいで」
マ「うん!ありがとう!」
セ「どーもっす。カノたちもジェットコースター乗りに来たんすか?」
カ「まぁねー。セトたちは何乗った?」
セ「マリーが乗りたいって言ったのは
ほぼ全部乗ったっすよ!気持ちよかったっす!」
貴「mjk(°д°)」←
カ「何気にマリー体力あるねww行く時死にそうだったのに」
マ「すっごく楽しかったー!ね、Aも乗ってきなよ!」
貴「あー・・・そうだね。カノ、行こう」
カ「わかった。じゃ、行ってくるねー」
セ「楽しんできてくださいっす!」
セトたちに見送られ、列の最後尾に並ぶ僕たち。
カ「Aは絶叫系得意?」
貴「んー、結構苦手な方かな」
カ「え、何で絶叫系行こうなんて言ったのさ」
貴「苦手だからこそ乗りたくなるんじゃん」
カ「意味わかんないww」
貴「ほら、怖がりな人でもホラー番組観たくなったりとかあるでしょ?」
カ「あぁー・・・」
こういうくだらない会話の時に限って、Aは説得力のある発言をする。
マジギレしたらきっとキドより怖いんだろうなぁ・・・。
そんなことを考えているうちに列はどんどん進み、気付けば僕たちの番になっていた。
貴「あー・・・乗る前にもっと美味しいもの食べときゃ良かったなぁ」
カ「死ぬ前みたいに言うのやめようか。あと吐くよそれ」←
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irena(プロフ) - あずきちゃんの区長かわいいw (2016年3月7日 18時) (レス) id: a0a6b3d6ad (このIDを非表示/違反報告)
irena(プロフ) - あずきって・・・・・私のニックネームwwww あ、応援』してます! (2016年3月7日 18時) (レス) id: a0a6b3d6ad (このIDを非表示/違反報告)
神々日向 - ごっ、ゴリラのマーチってwwwやばいっ…お腹がいたいwww… 更新、応援していますぅ〜←ww (2015年9月6日 15時) (レス) id: 0a0258f77e (このIDを非表示/違反報告)
ルララ - 面白すぎて、腹筋破裂しそうです! 更新頑張ってくざさいー! (2015年9月6日 14時) (レス) id: 0a0258f77e (このIDを非表示/違反報告)
喋る玩具 - 嘘でっす☆←(本名 結)友達にカノ好きがいて、その子に進められて読みましたww面白いです (2015年9月6日 14時) (レス) id: 0a0258f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽羽 | 作成日時:2014年10月24日 18時