立海テニス部R陣は距離感狂ってる系女子に困ってます。【テニプリ】

距離感16センチ ページ18

丸井「ジャッカル彼女いたのかよ！」


幸村「俺も知らなかったな」


目をパチパチとさせ驚いている2人を横目に私は話し続ける


『またジャッカルのお店食べに行こうねジャッカリン』


リン「YES！ルーちゃんのパパはとってもおもしろいネ！」


ジャ「おう！いつでも来てくれ！親父も喜ぶよ」


和気あいあいと話す私たちに丸井くんたちが我慢できなくなって入ってくる


丸井「ちょ、ジャッカル！詳しく話を聞かせろ！」


そう言った丸井くんは


ジャッカルに


いつから付き合ったのか、なぜ秘密にしていたのか、そして私とどんな関係なのか


とかを興味津々に聞かれた


隣にいる精市も聞きたそうにしてる



『どんな関係って言われてもなぁ、友達の彼氏？としか言えない』



リン【YES！Aはワタシとルーちゃんを出会わせてくれた恋のキューピットなのデス！】


ジャ「ははっ、たしかにそうだな！」



ー回想ー



これは中学1年の夏休みが終わった後期の頃


私は同じクラスの海外留学生である友達のジャッカリンを探していた


入学した当初から仲良くなりそれから割と行動を共にしてた


『んー、ジャッカリンどこ行ったんだろ』


廊下を歩いていると階段の方へ歩いてるジャッカリンが見えた


『いた！おーい！ジャッカリーン！』


「なんだ？俺はジャッカルだぞ？」


『えっ？』


ジャッカリンを呼んだつもりの声が、手前にいる肌黒スキンヘッドの彼が振り向いてしまった


【A！ココにいたのデスね！】


「俺の変なあだ名かと思ったぜ、勘違いだった、ごめんな」


『ううん…この子ジャッカリンって言うんだ』


【YES！ジャッカリン・粂原デス！】


「え！俺ジャッカル・桑原！なんか似てるな！」


【oh!それはキグウですね！】


『あはは、なにそれそっくりすぎない？』


共通点が多かった2人には仲良くなるのに時間はかからず、すぐに打ち解けた


ちなみに


ジャッカリンとジャッカルと呼び合っているうちに長いということで


ジャッカ《リン》


ジャッカ《ル》ーちゃん


と呼び合うようになっていた。


そしていつのまにか付き合ってた


ー回想ー終わり

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