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紫耀side
「お、お注ぎしますね」
俺のグラスに彼女は
綺麗な紫色のワインを注ぐ
「お前も飲むか?」
「いえ、私は、、」
俺は正直今
動揺してる
昨日泣かせたお詫びとして
普段しない指名をしたのだが
まさか
まさかまさか
こんな可愛い子が来るなんて
思ってもみなかった
「今日もお仕事ですか?」
「あぁ、ブスばっか」
また口癖がでてしまう
この子は知ってるのか
俺がジャニーズだということを
「ふふん笑
理想が高いんですね、平野様は笑」
いや、知らないか
「昨日は、、悪かった」
「へ?」
「いや、泣いてたから、、」
「うわうわ!ごめんなさい、違うんです、、
なんか、、泣きたくなる時ってあるじゃないですか!笑」
そんなこと言われたら余計心配するやろ、、笑
「この仕事もストレス溜まる?笑」
「いや、、お金もらってますから、、笑」
自分が恥ずかしくなる
「平野様は、、キャバクラでストレス発散ですか?笑」
他の奴らとは違う上品な話し方が
なんだか心地よく感じた
「あぁ、、笑」
「へー笑」
彼女は意味ありげに笑う
そうやんな、、ただのアホな男よな、、
「明日も、、指名していい?」
「え、、
私でいいんですか、、?」
「お前がいい」
夜の世界に
吸い込まれていく気がした
ーーーーーーーー
Aside
「あーあーあー」
仕事を終え
真夜中
自分の部屋で枕に顔を押し付けて
叫ぶ
だってさ
え、平野紫耀だよ??
キャバクラだよ??
まず、
元自担がキャバクラとか衝撃デカすぎて無理だし
個室で平野紫耀と二人で過ごしたとか今でも動機止まんないし
明日も会うとかやばすぎるるるるる
いや、なによりなにより
「ブスばっか」
って何回いうんだよ、平野
お前、まさかファンのことそういう風に思ってたのか、、
ブスの顔でファンサ求めてた自分が恥ずかしいわ
それに
「エリンギプール??」
なんて天然爆発してた平野くん
死ぬほどクールなんですけど!!
え?!なにあれ?!
パパとママが死んでから
久しぶりにここまで興奮してるかも
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すず - プロ彼女のパスワード教えて下さい! (2018年3月17日 18時) (レス) id: be25b8b14a (このIDを非表示/違反報告)
あややん - この作品が大好きです!プロ彼女更新ファイトです! (2018年2月13日 22時) (レス) id: 2ebed3481c (このIDを非表示/違反報告)
平野紫耀 - 私平野君大好きなので、読んでいてすごくキュンキュンしてます!後編期待してます! (2018年2月12日 0時) (レス) id: 7c69767cb7 (このIDを非表示/違反報告)
雪の姫と小鳥(プロフ) - 完結おめでとうございます!もし、よかったら続編とか出してくれませんか?この小説好きなので待ってます! (2017年12月13日 6時) (レス) id: 2bfaad327c (このIDを非表示/違反報告)
くもり(プロフ) - 完結おめでとうございます !! なんか、とんでもなく続編出してほしいです (^^♪ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 51c2fbf00e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hitomi | 作成日時:2017年11月22日 22時