23 ページ23
「おじゃまします、、」
いや、私
なにしてんの
元自担の自宅なうです
どうしてあそこで泣いたんだ、私
冷酷王子も女の涙には弱いみたい
ーーーー
「どうしたん？」
「家、帰りたくなくて、、」
去年までのように
ママの手作りのケーキが待ってるわけでもなくて
いつも夜中まで仕事してるパパが早く帰ってきてるわけでもない
「そっか
ママと喧嘩でもした？笑」
「まあ、そんなところ」
「おいで、俺の家」
「え」
微笑む平野紫耀は
テレビでも見たことないぐらい
優しい顔してた
ーーーー
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
ケーキ食べてないって言ったら
驚いた顔して
コンビニで買ってくれた
「おいしい？」
「はい」
平野紫耀はまた満足そうに笑う
「お酒、飲まないんですか？」
自分がキャバ嬢だったことを思い出して
一応聞いてみる
「うーん
こんな可愛い子と家で二人っきりなんかで
酔っ払ったら何するかわからんで笑」
「うわ、犯罪」
「やめろやめろ笑
シャワー浴びてこいよ」
ーーーー
紫耀side
「デート楽しかったですかーー」
「また話聞かせてやーー」
スマホを開けば
そんなお子ちゃまからのLINEが100件越え
家に連れて帰ってきたの
まずかったかな
でも、泣いてたしな、、
「今日オンエアの少クラの紫耀の顔やばかった笑」
「いや、それな？笑
ブラックがでてる笑」
は？笑
録画画面を開けて
「君のスマイルは 向日葵の100倍眩しいミスター〜♪」
ふっ笑
ほんまやな、酷い顔
「お風呂お借りしました」
「ああ、、」
俺のスウェットをだほだぼに着こなしたAは
可愛い
「なんか、彼氏に借りた感でてません？笑
まあ、いいや
何見てるんですか？」
「みて、俺の顔」
「うわー、ブスばっかって言ってる時と同じ顔してる笑
もういっそ、ブラックキャラで売っていったらどうですか？笑」
「うるせー笑
ってか、始めてちゃう？
俺の仕事姿見るの」
「いや、私JKなんで笑」
「あ、そっか」
いや、何に納得してるんか自分でも分からんけど
「あ、愛しの飛貴おるで」
「いや、別に愛しじゃないです笑」
「あいつ、次の曲センターなんですっ！って喜んでたわ
センターとかかわいそう」
「センター嫌なのあなただけです笑」
「いや、センターほど嫌なもんない
シャワー浴びてくる」
家の中で笑うなんて
いつぶりやろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6293人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すず - プロ彼女のパスワード教えて下さい！ (2018年3月17日 18時) (
レス) id: be25b8b14a (このIDを非表示/違反報告)
あややん - この作品が大好きです！プロ彼女更新ファイトです！ (2018年2月13日 22時) (レス) id: 2ebed3481c (このIDを非表示/違反報告)
平野紫耀 - 私平野君大好きなので、読んでいてすごくキュンキュンしてます！後編期待してます！ (2018年2月12日 0時) (レス) id: 7c69767cb7 (このIDを非表示/違反報告)
雪の姫と小鳥(プロフ) - 完結おめでとうございます！もし、よかったら続編とか出してくれませんか？この小説好きなので待ってます！ (2017年12月13日 6時) (レス) id: 2bfaad327c (このIDを非表示/違反報告)
くもり(プロフ) - 完結おめでとうございます !! なんか、とんでもなく続編出してほしいです (^^♪ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 51c2fbf00e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Hitomi
| 作成日時：2017年11月22日 22時
