結果は絶望 ページ3
『(あなたも…１人という絶望を味わいなさい…！)』
最初に攻撃したのはもちろんローの首を狙っているAだった。
予めセンゴク元帥と連絡を取り合ってローの上陸した島で待ち伏せていたのだ。
Aは全員が寝静まってから行動を起こすつもりだった。
しかしローが何故か真夜中に外に出てくるとういアクシデント。
小さく舌打ちするが、これもチャンスの１つ。
正攻法では敵わないと力量を見計らったうえで、彼らの宿の周りに爆薬を仕掛けていた。
宿の外に仕掛けた爆薬に向かって銃を構え発砲。
宿は大きな爆音と共にみるみる火に呑まれていった。
『(次はあなたの番よ、トラファルガー・ロー！！)』
銃をローの方に向けたが、そこに姿はなかった。
というより、見えていた景色自体が違うのだ。
「随分と派手にやってくれたなァ」
声がAの真後ろから発せられる。
大きな木の根に隠れていたはずなのに、いつの間にかローの目の前に移動させられていたのだ。
半ばパニックになるAだが、憎しみの相手と目が合うと銃をローへ向ける。
『…遺言は残させません、あなたはそれを残す価値もない…！！』
「へェ」
ローの余裕そうな顔に余計に頭に血が上ったAはがむしゃらに銃を乱射した。
その弾のいずれかが木の幹に当たったらしく、積もった雪がどさりと一斉に落ちてくる。
反撃される様子もく、弾も尽きたため雪の落下で遮られた視野が落ち着くのを待つA。
『はぁ…はぁ…』
生々しく聞こえるのは自分の呼吸だけ。
こんなにも人の死はあっけない。
Aはロシナンテに教えて貰った事を思い出す。
“ 人は弱い ”
『弱い……本当にそうだね』
やり遂げた、ついにこの手で仕留めたという気の緩みでつい声に出てしまった。
今だ轟々と燃える宿を見てから落下した雪に埋もれているだろう憎い相手、
ローの生死確認をと一歩前に足を踏み入れた時―――――
「誰が弱いって？」
仕留めたはずの男の声に驚き、弾が尽きた事も忘れローに向かって引き金を引く。
「素人か…俺の首を獲ろうなんて百年早ェ」
『く…！！』
銃をロー目掛けて投げるも、寒さのせいでかじかんだ体のコントロールは最悪。
「かすりもしねェな」
『それが何…仲間は今頃火の海であなたを待ってるわよ、間に合わないでしょうけど』
ふん、と鼻を鳴らすローの顔に焦りはない。
「死ぬのはお前だ」
ローの低い声は、本気でそう告げた。
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りらりら。@第二垢(プロフ) - ゆーじさん» うわーい！！ゆーじさんからレス来てましたーー！！！レス遅れてすみません！！汗へ、下手くそ…？この時点で私より全然うまいんですけど…？！ (2017年12月23日 22時) (
レス) id: 87b44a37e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - さやさん» だよねだよね、オーシャン書いててキリスト教の初期の挨拶キスの意味書いてて「あれ？ラブ・アゲインのラスト意味分からなくない！？」って思ってた（汗。前ある人にそれ誘われたけど「ログインしてください」って赤文字が…。さや様ならどう思うか聞きたいけど…残念。 (2017年12月19日 22時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - さやさん» 全然全然スゴい嬉しかった。こんな自分の話聞いてくれようとしてるんだって本当に嬉しかった。さや様に言ってしまいたい。会員になれなくてごめんね。コメ消さないで（照。ローはキリストスクール出だから２回のキスは誓いのキスなんだけど書かないと分からないね（汗 (2017年12月18日 22時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - さやさん» さや様コメありがとう！自分プロフ探したけどないなあ…みんなのコメの名前の横にはあるのに。うーん？会員の人だけなのかも？…過去作見直そうと言ったけど…見るのやっぱ怖ッ！！逃亡ッ！！（内容は頭に入ってる…目的が何であれ生きる為の目標を失わせない夢小説） (2017年12月18日 17時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - りらりら。さん» うおお！？りらりらちゃんのコメ発見！！これが自分の初夢小説。下手くそで直せばいいんだろうけど記念にとっといてるんだ。２ヶ月遅れのレス本当にごめんー！！自分過去作品見ないから（汗）たまには読み直して反省するのも大事だね。ありがとうね。 (2017年12月18日 17時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2017年1月16日 17時
