海楼石と薬 ページ12
「おーかーきー！！」
『あられ…私です』
相手は…センゴク元帥。
そのやりとりはコラさんと病院巡りの日々で何度か聞いた事があった。
『お忙しい所申し訳ありません』
「気にするなA。 無茶してないか？ 怪我してないか？」
『大丈夫です、でも…』
Aがちらりとローを見る。
あまりに驚いた顔をしているので、何かしてしまったかと不安になる。
『冬島に慣れてないから、風邪引きそうです』
「…ちゃんと薬は飲んでいるかい？」
『…はい』
「なら良かった。 君の声が聞けて嬉しいよ、長生きはするものだな」
『私を海兵にしてくれれば毎日だって声がきけますよ』
「A…困らせないでくれ。 君には普通の女性として暮らしてほしい」
『残念です』
「困った事があったらいつでも連絡してきなさい」
『ありがとうございます。 私もセンゴクさんの声が聞けてよかったです…どうか…お元気で』
「ああ」
そして通信は途切れた。
「海軍本部元帥…センゴク、か」
電伝虫を愛おしそうに見つめ、こくりと頷く。
ローの机に電伝虫を置くと、表情は一変して厳しいものになっていた。
『証明しましたよ。 私は海兵じゃない。 もう船から出して』
「まだだ。 何の薬を飲んでる。 それは能力に関係あるのか」
『ない。 何の薬だっていいでしょう？ あなたに関係は全くない』
ゆらりと椅子から立ち上がるローがＲＯＯＭを発動させる。
この時はさすがにAも扉へ一気に下がり部屋の外に出ようとした。
だがまたドアノブが回るだけで扉が開かない。
『この…っ！』
Aはポケットから小さなブレスレットのようなものをドアノブにつけると扉は開いた。
「ペンギン！ そいつの手にあるものを奪え！」
『いやー！ やめてそれは…！！』
Aはペンギンに軽く拘束されながら手にあった物を取られてしまう。
するとAの体がみるみる小さくなり、初めて会った時の子供の姿になってしまった。
『バカー！ 返して！！』
「これ海楼石だと思いますよ、船長試しに触ってみてください」
ローがちょんと触ると確かにそれに間違いはないようだった。
「これでモドモドの能力を無効化させてた、そうだな？」
『見ればわかるでしょ！ 早く返してー！！』
１２歳も若返る使い道に困りそうな能力だが、
年齢が０未満になればその存在そのものが消えるという侮れない能力。
能力無効化の為のこの海楼石はかなり強力なものだった。
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りらりら。@第二垢(プロフ) - ゆーじさん» うわーい！！ゆーじさんからレス来てましたーー！！！レス遅れてすみません！！汗へ、下手くそ…？この時点で私より全然うまいんですけど…？！ (2017年12月23日 22時) (
レス) id: 87b44a37e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - さやさん» だよねだよね、オーシャン書いててキリスト教の初期の挨拶キスの意味書いてて「あれ？ラブ・アゲインのラスト意味分からなくない！？」って思ってた（汗。前ある人にそれ誘われたけど「ログインしてください」って赤文字が…。さや様ならどう思うか聞きたいけど…残念。 (2017年12月19日 22時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - さやさん» 全然全然スゴい嬉しかった。こんな自分の話聞いてくれようとしてるんだって本当に嬉しかった。さや様に言ってしまいたい。会員になれなくてごめんね。コメ消さないで（照。ローはキリストスクール出だから２回のキスは誓いのキスなんだけど書かないと分からないね（汗 (2017年12月18日 22時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - さやさん» さや様コメありがとう！自分プロフ探したけどないなあ…みんなのコメの名前の横にはあるのに。うーん？会員の人だけなのかも？…過去作見直そうと言ったけど…見るのやっぱ怖ッ！！逃亡ッ！！（内容は頭に入ってる…目的が何であれ生きる為の目標を失わせない夢小説） (2017年12月18日 17時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - りらりら。さん» うおお！？りらりらちゃんのコメ発見！！これが自分の初夢小説。下手くそで直せばいいんだろうけど記念にとっといてるんだ。２ヶ月遅れのレス本当にごめんー！！自分過去作品見ないから（汗）たまには読み直して反省するのも大事だね。ありがとうね。 (2017年12月18日 17時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2017年1月16日 17時
