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64話 ページ6

少し騒がしい廊下に景くんに押してもらい出る






「お疲れAと長尾くん」





『明那くんたち何やってるの?』






「紙飛行機やってるよ」




キラッキラした目を景くんが向けていたので


『景くんやりたいならやってくれば?』




長尾
「行ってくる!」




『あれ・・・?26歳・・・』




みんなの間の部屋から剣持さんが出てきて



「あそこ割かし年齢高いはずなんだけどね・・・あ、剣持さん」



『ドン引きしてるw』



なんだこいつらって顔をしていたこっちを見ると会釈をしてくれた



「Aこっち車椅子で来れる?」





『うん。ってきゃっ』




体が浮き灰くんの膝の上に載せられる





「リハビリ専念してって言ったのは俺だけど・・・

早く帰ってきてよA居ないと寂しい・・・」




久しぶりに感じる温もりと匂いに眠気が誘われる



『車椅子危ないかもだけど帰ってもいいって聞かないと・・・』





「うん聞いといてね



あ、葛葉さんが、近く来てるから顔見に来るって」






『さっき叶さんが迎えに行くって言ってたよお礼も言いたいしちょうどいいね』




数分後葛葉さんが事務所にいらっしゃった


葛葉
「A体大丈夫か?」




『お陰様で・・・葛葉さんにも被るようになってたと聞きましたがお体は大丈夫ですか?』




葛葉
「俺呪いは慣れてるからな。大丈夫だ。お前らその指の見せろ」


私と灰くんは指輪を見せる




『これ・・・ですか?』




葛葉
「効力上がってる・・・良かった・・・」



今の言葉少し引っかかる・・・



「葛葉さん・・・?」




『葛葉さん少しよろしいでしょうか?ごめん灰くん少し話してきたい。』





葛葉
「ああ。借りてくな黛」





「はい。A気を付けてね」





ゆっくり車椅子に乗せてくれた




『ありがとう灰くん』



葛葉
「じゃあ行くか」



『お手を煩わせてしまって申し訳ございません』





葛葉
「別にいい。」

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作者名:ある | 作成日時:2021年9月8日 2時

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