74話…自覚 ページ16
緑仙
「急にお外出たくなったのって理由あるの?」
『なんかねういはと灰くん仲良くしてるの見るとモヤモヤするんだよね･･･
ういも灰くんも好きなのになんで?』
緑仙
「花那と灰が話してるのはどう?」
[放課後サボタージュ組は配信外だと下の名前呼びだといいなって言う解釈です]
『･･･ちょっとや･･･花那とういのこと嫌いなっちゃったのかな?』
緑仙
「大丈夫だよちょっと一旦灰いないうちに花那呼んできていい?」
うんと頷くと晴くんの横にいたツインテールの女の人を連れてきた
『やっぱあれ花那だったんだ』
晴くんの方をチラ見すると少し安心した表情をしていた
「A久しぶりーーーーーー」
『花那ー久しぶりー』
緑仙
「さっきの話の続きなんだけど、灰とういはが話してて嫌だったのは“恋”してるからじゃないかな･･･?」
健屋
「ついに!!????」
『鯉?』
健屋
「そっちじゃないよw」
ちらっと私の後ろを見ると微笑んだ。
緑仙
「例えば･･･この距離で僕と話してもなんとも思わないでしょ?」
腰を抱き、顔を近づけ、おでこにキスをした
「「え!!??」」
「･･･は?」
『これ前も友達にされたけどなんとも思わなかった･･･』
「ちょっと緑仙さん!?何やってるの!?」
緑仙
「ゆめお邪魔しないでー今いいとこー」
りゅーくんが夢追さんに連れてかれた
健屋
「逆に灰さんがこの距離で迫ってきたとすれば･･･?」
灰くんが･･･この距離･･･
ぶわっと顔が赤くなるのがわかる
健屋
「そう!それが恋ーやっとかあー」
緑仙
「あとは進展させるだけなんだけどね」
『でも、私･･･妹としか見られてないと思うんだけど･･･』
健屋
「その点は大丈夫だと思うよーだって･･･後ろに･･･」
黛
「･･･A」
『んー?どうした?』
後ろを見ると爆笑してるういとどんよりした空気の灰くんが居た
黛
「緑仙とそんな仲だったんだね･･･僕知らなかった･･･」
『え?え?』
健屋
「あらぁ･･･」
花那は呑気にニヤニヤしてるし、緑仙も少し緊張した雰囲気だし･･･
緑仙
「灰、誤解。僕はAとそういう関係では無いよ。」
相羽
「Awあのね、私とまゆゆがいた角度だとチューしてるように見えたみたいでさ
この世の終わりみたいな顔してたよ」
『それって･･･』
期待してもいいのかな･･･?
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作者名：ある | 作成日時：2021年9月8日 2時
