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フロイヤside
迅
「フロイヤ、ちょっといいか?」
そう言って私の部屋に尋ねてきた。
『いいよ!ジンさんどうしたの?』
開けると
迅
「フロイヤの故郷のフロートゥルナについて聞きたいんだがいいか?」
『いいよ、でも私もそこまで詳しくない』
迅
「それでもいいさ。」
『私一応そこの1番えらい人の娘でトリオン量が多かったんだけど、
国の軸とも言えるマザートリガーにイケニエがいるんだけどね...
もう少しで寿命がなくなる寸前でね、
私を贄にすれば安泰だと国の人達は口々に言ったけれどお父様とお母様がそれを反対してくれていた。
ある日お父様が殺されて、お母様が最後の力を振り絞ってこっそり隠してた遠征艇で
私を逃がしてくれたの...
それで運良くあなたたちタマコマと出会った。
たぶんフロートゥルナでは今イケニエ探しされてると思う...』
迅
「辛かったら泣いてもいいんだぞ?」
『いや、大丈夫だよ!明日楽しみだなー』
にぱっと笑う
迅
「あ、そういえば明日あいつも授業出る日だから見に行こうな!」
『キョースケ?行きたい!』
迅
「フロイヤまた明日な?」
『うん!ジンさん!』
お母様どうしてるかな...
会いたい...
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作者名:アルフィ | 作成日時:2019年1月17日 1時