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番外編ーバレンタイン5 ページ22

フロイヤside


走って帰って着いたと同時に冷蔵庫からお菓子を出してラッピングした。




それをもって屋上で待つことにした。




2月ってこともあってすごく寒い。



近くを流れる川を眺めながら待っていた。

日が落ちる頃にドアが開いた。


[ガチャ]



空いた方を見るとオサムがいた。




「フロイヤ寒くないか?もう屋上に出てから1時間近く経ってるけど...」



『大丈夫だよオサムありがとね』




「来るまで待ってるのか?」


『うん...』



「はい...じゃあ、ブランケットとココアだよ...風邪ひくなよ?」




『ありがとう...』


ココアを飲んでいるとだんだん眠くなってきて少し屋上の壁に背中を預けて寝ることにした。



起きた頃に来るだろうから..マカロン食べてくれるといいな...




バレンタインにマカロンを渡す意味は栞に教えて貰った。


多分キョースケは気づかないだろうな...


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作者名:アルフィ | 作成日時:2019年1月17日 1時

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