心を読む少女は好きな人に心がだだ漏れ!?[ワールドトリガー] (ページ12)

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烏丸side

『騙した！』と言ってむくれているフロイヤはとても可愛いと思った。

(キョースケ嘘つくけど優しいしいから好き)

烏丸
「フロイヤ、なんか言ったか?」

『なにも言ってないよ？』

(声に出てた?あれ?)

烏丸
「出てるぞ」

『へ?本当に?』

烏丸
「まあ、嘘ですけど」

『ひどい!?』

(タイミング合いすぎてびっくりしちゃったよ...)

なんで聞こえるんだ?

トリオン体でもないしな...

そう考えているとフロイヤの部屋に着いたので

ゆっくりベットに下ろして

烏丸
「じゃあ、俺、部屋に戻るから」

そう言ってベットから離れようとすると服の袖を[クイっ]と引っ張られた

『...(行かないで...一緒に今日寝てって言えたらいいのに...)』

...もしかして...不安になるか、寂しい時に心を読まれたりするのか?

烏丸
「あー、フロイヤ...そういえば...ベット今日レイジさんの友達遊びに来たから占領されてて、フロイヤのベットで寝ていいか？」

『いいよ!(やった...)』

布団に入ってしばらくして俺は寝たフリをした

『...キョースケ...私...キョースケのこと...』(好き...)

[ちゅっ]という音と共に頬に柔らかい感触がした

『おやすみキョースケ...』

烏丸
「おやすみ」あ、つい...反応してしまった...

『～～～～～////...!?今の聞いてた!?』

烏丸
「......聞いてない」

『今の間は!?』

そんなやり取りをしてる内に眠ってしまっていた。

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