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フロイヤside



今日任務から帰ってきてすぐキョースケが部屋に来た。


京介
「フロイヤ。ごめん...」そう言って抱きついてきた



『キョースケ?どうしたの?』



そうは言ったものの、本当は...本当は...


なぜこんなにキョースケが心配していたのかはわかっていた。

[もう...あんな...思いしたくないです...貴女を失いそうになるのは...怖い...]


それは多分

ちょうど1年ほど前、


換装が溶け緊急脱出(ベイル・アウト)が機能しなかったところに運悪く脇腹に被弾した。



出血が多くて、これは...死ぬな...って思った。


けど、すぐ近くにヨネヤ先輩とミワ先輩がいたおかげですぐ治療室に運んでくれた。




数日そのまま目覚められなくて目覚めた時には、疲れて私の手を握りながら寝てるキョースケの顔があった。




多分その時いなくなると思ったのだろう...





『...大丈夫...いなくならないよ。』


そういうと安心したのか少し離れた。


[コンコン]


このタイミングで来客が来たので、


小声で

『キョースケちょっとまってて。』




烏丸
「待ってる」




来客にリビングに行くよう指示を出して私も向かった






しばらくしてリビングでの話を終えジンさんがいなくなり部屋に戻った。







『おまたせ』






[シーン...]




あれ?キョースケがいない...




『キョースケ?』





返事も帰ってこない。





ほかの場所も探す。キョースケはおろか、人っ子一人いなかった。






『キョースケ...皆...』いないの?さっきまでいたのに......どうして?



[ゆさゆさ]


?
「......フロイヤ!、フロイヤ...!!!」




『んぁ...キョー...スケ...?やっと見つけたの...』




烏丸
「?ずっと俺部屋にいたが?フロイヤ寝てただろ?」


『夢かあ...よかった...よかったぁ...ヒック...』



烏丸
「怖い夢でも見たのか?」



『皆...いなくなったの...(泣)』



烏丸
「大丈夫だ......いなくならない...部屋に戻ろうな?」




『うん...キョースケ抱っこ...』


抱っこしてた時は無言だったけど


烏丸
「・・・・(軽いな・・・・クッキー足りなかったか?)」





『くっきー?』




烏丸
「フロイヤ今心の中絶対読むないでくれ...その...恥ずかしいから...」


(まあ、嘘ですけど)


『騙した!』

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作者名:アルフィ | 作成日時:2019年1月17日 1時

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