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◇童謡騎士団(マザー・グース)
　裁判官たちから身を守るために住人たちが結成した武装組織。メトロポリスにアジトを有する。
　初めは小さな組織だったらしいが、時間が経つにつれ大きくなり、メトロポリスを守る命を「マザー」から告げられるまでになった。童謡騎士団が発足したのは、今から100年ほど前のことである。
　彼らの仕事は主に、「裁判官から住人・堕落者を守ること」「裁判官に殺害された住人・堕落者の遺体回収」「底辺層、主にミセス・メトロポリスの治安維持」「底辺層と裁判官についての調査」である。今ではすっかりメトロポリスに住む者たちから愛される組織となり、本来彼らの仕事とは関係の無い依頼が舞い込むことも。団員も団員でかなり好き勝手やっている。
　騎士団を名乗り、警察的な役割も担う一方で、かなり荒っぽい集団でもあり、入団条件は「団長に気に入られるかどうか」というかなりアバウトなものなので、人間でも入団可能。

ｰ役職・部隊ｰ
■童謡騎士団 団長
┗団員達を束ねる騎士団のリーダー。

■副団長
┗団長補佐。団長の留守時には代理団長の役を担う。

■童謡騎士団 一番隊
┗通称「エース」。裁判官を撃退するのが主な仕事であり、殉職者が最も多い危険が伴う部隊である。底辺層をパトロールし、裁判官から住人や堕落者を守っている。

■童謡騎士団 二番隊
┗通称「デュース」。裁判官を撃退する策を練ったり、司令を出したりするのが主な仕事。つまり参謀である。裁判官撃退の影の立役者が多くいる部隊。底辺層で郡を抜く技術の通信器具を有している。

■童謡騎士団 三番隊
┗通称「トレイ」。底辺層の治安維持が主な仕事であり、警察的な役割を担う。マザーの住む城や町を守り、人々の争いごとの仲裁、犯罪者の捕縛など、苦労の多そうな部隊。

■童謡騎士団 四番隊
┗通称「ケイター」。底辺層ならびに裁判官についての調査が主な仕事であり、フィールドワークが多い。底辺層の地図を制作したのは彼らであり、人々の生活に多大な影響を与えている。

■童謡騎士団 五番隊
┗通称「シンク」。裁判官の攻撃で負傷した団員に適切な治療を施すのが仕事。医療部隊。


＜余談＞
　元々は部隊という概念すらなく、団員の中でそれぞれ役割を果たす形式だったが、組織の規模が拡大するうち、一番隊から順に増えていった。

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