第129話【silk side】 ページ29
勉強を始めて数時間、外は既に夜になっていてンダホとマサイの集中も切れかけていた。
今は数学担当のモトキが優しく教えながらワークを解き進めている。
シルク「あり、そーいやちゅんとダーマ何処行った」
ザカオ「あ、コンビニ。小腹が空いたってちょっと前に出てったよ」
シルク「マジ?言ってけよ」
ペケ「凄い集中してたから俺らに言ってった。皆の分何かしら買ってくるって」
ンダホ「やったー!休憩だー!」
モトキ「このページ全部解いてから。あと5問頑張れ」
マサイ「モトキ、これ分かんない」
モトキ「応用編だね、これはこっちの公式使うんだよ」
マサイ「サンキュ」
お、マサイはコツを掴んだのか問題を解くスピードが上がってら。
ンダホはスピードこそ遅いけど、間違いは減ったな。
二人共良い調子で成長してる。
シルク「…え、これミスった。何でだ」
マサイ「ここ違うじゃん、これ問1と同じ方法でやるんだよ」
シルク「マジか危ねー!まんまと引っ掛かってた!」
モトキ「凄いねマサイ、もう教える立場じゃん」
マサイ「んん、でも眠いんだ俺、帰ってパソコン触りたい」
モトキ「あ、ダメだ、マサイ壊れ始めてた」
『ただいまー!』
ダーマ「メシだメシー」
買い出し組が帰ってきて休憩。
今日はもう十分勉強したし、二人は気付いてないけど俺等で決めてたノルマは達成してんだよね。
また明日勉強会しよう。
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作者名:憐 | 作成日時:2018年6月14日 12時