13話 ページ14
パチッと目を開くと、見慣れない真っ白の天井が目に入った。
「あー、Aちゃん起きた〜!だいじょうぶ?」
「え、あ、はい・・・」
そして視界に飛び込んだのは飴村乱数・・・・さん。
この人、誰?じろ兄と三郎のことは知ってるみたいだけど・・・。
「あの、私の名前知ってるみたいですけど、あなたは?」
「え、僕のこと知らないの〜?僕は飴村乱数って言うんだ!名前は二郎くんから教えてもらったよ★これでも成人男子だよっ!よろしくね〜!」
「あ、こちらこそ・・・」
外見と同じく中身もこう、なんていうか・・・周りに花が飛んでるような、いつもルンルンしてるような感じがする。
そこで、はたと思い出した。
この人、シブヤのチームのリーダーだ。
前、ピンクの髪の人がいるなーと印象に残ってたんだ。
「A〜、痛みは無いかァ?」
「あ、じろ兄・・・・別に、痛みは無いしどこも問題は無いよ!」
「そうか。ここはシブヤの情報屋だ。ソファーを貸してくれたんだが、もう大丈夫そうだな」
「うん。三郎は?」
「さぶろーくんはね、そこにいるよ」
乱数さんの手の差す方向には、そっぽを向いている三郎がいた。
「おい三郎、お前が俺に突っ掛かってくるからAが頭打ったんだろ。早く謝れや」
「そんなことくらい、分かってるし」
そして三郎は小さく謝ってきた。
じろ兄に声が小さいってゲンコツ喰らってたけど。
「じゃ、もう大丈夫そうだし僕は行くね!バイバーイ!」
そういうなり乱数さんは外へ行ってしまった。
「なんなんだ、飴村乱数の奴・・・・」
「さぁ?ま、店にも悪いしそろそろ帰ろうぜ」
そういってお礼をし、店を出る。
ほんとは頭まだジンジンするけど、大丈夫だよね。
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アミ - この作品、すごく面白かったです!!更新頑張ってください! (2021年4月8日 10時) (レス) id: ba379c9f27 (このIDを非表示/違反報告)
十鞠 - 続きが楽しみです!!三郎君尊過ぎませんか、、?ちょっと、三郎君刺した奴狩ってきます。 (2019年8月8日 1時) (レス) id: fb05fdae18 (このIDを非表示/違反報告)
カヨ林檎(プロフ) - 水無月碧音さん» ご指摘ありがとうございます!恥ずかしい間違いをしてしまいました(-_-;)只今修正致しました。今後ともよろしくお願いします(*^^*) (2019年5月25日 20時) (レス) id: d998e82556 (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - 設定の欄、二郎くんは17歳ですよ!^^;応援してます! (2019年5月25日 16時) (レス) id: 9308ec7c9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚々 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kayo3925/
作成日時:2019年5月23日 23時