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黒薔薇蝶として2 ページ2
アタシは黒薔薇蝶、「白色の」宝石がついたペンダントを首に下げ赤色の武器が消えた困惑した者達に説明しようとしています。
望月透硝はどうやらある日ペンダントを砕き自ら命を絶っていたそうで、肉体が消えた皮膚と色素が抜けた髪はもう誰が見ても誰かわからなくなっていて形だけお悔やみを申し上げた記憶があります。
ペンダントは現在行方がわかっていないそうですが、きっと今頃どろどろに溶けているんじゃないでしょうか？今朝ゴミに出しましたからね。
「ああ、ところで皆さん。聞きたいことがあるんですけれど。」
「アタシって黒薔薇蝶ですよね？」
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作者名：麗 | 作成日時：2022年1月19日 7時
