王神相搏つーその3 ページ28
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「俺、P2056からの「橋姫」のページが大ッ好きなんです…ッッ！！！」
「あ、ああ……俺もだ…それに纏わる和歌も好きだ……じゃあこのP4000からの｢閻魔の考察｣なんてどうだ…！？」
「す、す、好きです……！！それの出典の古文、俺思わず調べましたもん…！！」
「………ん、ああ？？Aの声がする…」
のそりと赤也先輩が起き上がった頃、俺と日吉さんはがっしりと握手をしていた。
まだ寝惚けている赤也先輩の顔面に向かって強めに着替えを投げつけた光さんが、
「…お二人さん、切原起きたで。」
そう言ってため息をついた。
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食堂の入口近くには青学の皆が集まっていたので、そこで海堂さんとは別れた。
俺が来るまで赤也先輩をなんとか起こそうとしてくれていたのであろう海堂さんにお礼を言うと、
「別にいい。…俺の方こそドリンクの礼、ちゃんと言えてなかったからな。」
と言われて、小さな声でお礼を言うとそそくさと青学の輪の中に入っていった。
ドリンク、皆のやつと変えたのに気付いてくれていたんだと分かってちょっとほっこりした。
それから光さんがキレ気味のユウジさんに引っ張られ四天宝寺の皆の所に行って、残りの俺達は隣同士に座っていた立海と氷帝の皆のところへと着いた。
「お待たせ致しました〜ご注文の赤也先輩です〜」
「あ、やっと来たよ。ほら真田、どうやって料理してやる？」
「今はここら辺が食べ頃ですね〜」
「すすすすすいません……食べないでください……副部長…」
やっと頭が冴えてきて自分の置かれた状況が分かり震え始めた赤也先輩を先輩方に押し付けていると後ろから名前を呼ばれる。
「おおきにな、日吉も連れてきてくれて。
……迷わんかったかいな？」
「忍足さん…さすがに番号順に並んだ部屋くらい分かります俺…」
「せやろな…あん時は特別急いどっただけやろな…番号も知らんとな…ぶっ！！」
「蒸し返すの辞めてくれませんかね！？」
「すまんすまん。あ、ここ空いとるけど座るか？」
「もう……座ります…」
とニヤニヤする忍足さんを睨みつつ、失礼しますと言ってその席へ座る。
「あ、Aだ。」
「向日さん、おはようございます。」
お隣の向日さんを初め、同じテーブルについている人に挨拶していく。
「…おはようございます、跡部様！」
「ああ、おはようA。」
俺の張り切った挨拶に、跡部様は軽く笑った。
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木こりのコロポ(プロフ) - 日吉和菓子2円さん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年4月30日 0時) (
レス) id: 43368e3037 (このIDを非表示/違反報告)
日吉和菓子2円 - ルドルフ組が可愛かったです！ (2018年4月29日 22時) (レス) id: 9521c565b3 (このIDを非表示/違反報告)
木こりのコロポ(プロフ) - 第一部隊さん» コメントありがとうございます！ルドルフの中だと淳が好きなので、かなり淳との会話が多くなってしまったかなと思います…！お気に召して貰えたならなによりです！ (2018年4月29日 19時) (レス) id: 43368e3037 (このIDを非表示/違反報告)
第一部隊(プロフ) - ルドルフかわいかったです！家族設定面白い！ありがとうございました！ (2018年4月29日 18時) (レス) id: 91bd124fa4 (このIDを非表示/違反報告)
木こりのコロポ(プロフ) - 暁月さん» ご指摘ありがとうございます！訂正しました！ (2018年4月29日 13時) (レス) id: 43368e3037 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木こりのコロポ | 作成日時：2018年4月14日 8時
