薄桜鬼千鶴の妹 (ページ7)

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６話ページ7

部屋に戻ってきた

A 「ちーお姉ちゃん助けてくれてありがとう！」
千鶴「ううん！・・・でもここにいたら父様を捜しに行けないし、それ以前に殺されるかも・・・逃げよう！！」

私達は廊下の気配を窺い、廊下に出た
幸いにも誰もいなかった
そのまま壁伝いに歩いていく

千鶴「きゃっ」

ドンッ

お姉ちゃんの声が上がった瞬間
私は後ろ振り向き
お姉ちゃんを持ち上げてる人の足を引っ掛け転ばせた

A 「ちー姉ちゃん！大丈夫？」
千鶴「私は大丈夫だけど・・・」

お姉ちゃんが顔を向けるほうには土方さんがいた

土方「何すんだ！！」
千鶴「私には、まだやらなきゃならないことがあるんです！！」
A 「刀！返せ！！」
土方「命賭ける程の理由があるんなら、洗いざらい話してみろ」

私の発言無視ですか？

で、また来たのはいいんだけど・・・
お姉ちゃんは理由を話してるし、私は暇なんだよね

ていうか何で新選組何かに「鬼のまがい物」がいるんだろう？
綱道さんはどこいったんだろ？
幕府にでも追われて死んだかな～？
お姉ちゃんには悪いけどそれが一番いいな～！！
薫お兄ちゃんは元気かな？
たまに会ってたけど・・また会いたいな～

近藤「・・・・小娘！？」
永倉「おまえ・・・女か？」

近藤さんと永倉さんの声が上がる

話し終わってたんだ

千鶴「・・・申し遅れました。私、雪村千鶴といいます。で、」
A 「千鶴の妹・・・雪村・・・A」
近藤「うぐぐ・・・この近藤勇、一生の不覚まさか、君が女子だったとは！！」

お姉ちゃんって言ってたのに！？

沖田「Aちゃんは着物着てるし・・・千鶴ちゃんはどう見ても女の子じゃないですかｗｗｗ」
そうですよね！！わかんない人・・・殺すよ？(怖いです(・_・;))

山南「あなたの父上は江戸で蘭方医をしてると言いましたね。・・・もしかして、その方とは、雪村綱道氏ですか？」
雪村「え！？父をご存じなんですか？」

お姉ちゃんの言葉で空気が変わった