薄桜鬼 千鶴の妹

３８話 ページ39

隊士が増え今の屯所では窮屈になったため
西本願寺に屯所に移すことに決まった

A 「山南さん大丈夫かな？」

さっきの会議はちょっとつらかったと思う
よし！！山南さんのところに行こう

山南さんの部屋に入る

A 「山南さん！！落ち水を置いてください！！」

片手に落ち水を持っていて今にでも飲みそうな雰囲気を作っていた

山南 「しかし、これを飲まなければ私の腕は・・・」

A 「治ります！！」

山南 「え！？」

A 「私には直せます！！腕が元に戻るまであと一カ月と半月かかるかも知れませんが、完治します！」

山南 「本当ですか？」

A 「はい、ですが、山南さんには眠ってもらいます。その間に治療をしますので・・・」

山南 「治るのならばそれでもいいです」

A 「なら、この薬を飲んでください」

山南さんに薬を渡し、水を差しだすと
それを飲み込んだ

山南さんは数分後、眠りについた

A 「誰もいないよね？」

部屋からでて気配を探るが誰もいないようだ

なら
山南さんの額に手を置き

A 「移し身の術！！」

左腕に痛みが走るが
少し弱まった
すでに鬼の治癒能力で、少し治っている

山南さんの腕にあった斬り後は消えていて
本当にあと一カ月と半月で治りそうだった

A 「私のは明後日かな〜」

山南さんに布団をかけ
部屋をでた

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