薄桜鬼千鶴の妹 (ページ38)

今日:27 hit、昨日:7 hit、合計:34,383 hit

３７話ページ38

平助君が江戸に隊士集めに行ってるうちに
伊東さんが新選組に入ることになった
今日は伊東さんが来ていて幹部達は飲んでいる

A 「ちー姉ちゃん、大丈夫？手伝おうか？」
千鶴「ううん、大丈夫だよ。それよりAは参加しなくていいの？」
A 「抜けてきたｗｗ」

伊東さんは好きになれないな
いや、もともと人間は嫌いなんだけどねｗｗ

伊東「もし、あなた」
千鶴「何か？」

あ～伊東がいる・・・ここは被っとくかｗｗ

伊東「あなたは、隊士ではありませんよね？」

鋭いねｗｗ

A 「伊東さん、こいつは僕の弟なんで・・・刀使えないんで屯所の中で支えてもらってるんだよ」
伊東「そうだったの・・・A君、今度一緒に飲みましょうね」

そう言い残し伊東さんはどこかにいった

A 「はぁ～疲れた・・・ちー姉ちゃん大丈夫だった？」
千鶴「うん」
沖田「Aちゃんすごいね～ｗｗｗ僕が出れなかったよｗｗｗ」
土方「ああ」

土方さんが後ろに立っていた

A 「どうしたの？土方さん」
土方「平助からの言伝てだ」
千鶴「はい」

お姉ちゃんの顔は少し期待しているようにみえた

土方「お前の家へ寄ってみたそうだが・・・綱道さんが戻った形跡はなかったようだ」
千鶴「・・・そう、ですか」

肩を落として落ち込む

土方「平助はまだしばらく江戸だ。手掛かりがあれば、また知らせてくるだろう」

優しいなー土方さんは
お姉ちゃんも遠まわしに気を使ってくれてることに気付いたみたいで

千鶴「はい、ありがとうございます」

と満面の笑顔で返していた
それに土方さんもホッとしたように踵を返していった

私はお姉ちゃんにちょっと行ってくると言い
土方さんを追いかけた

A 「土方さん！！」
土方「ん？なんだ」
A 「千鶴に気を使ってくれてありがとう(*^。^*)千鶴にとっては親だからね」

そういうと土方さんはどこか悲しそうな瞳をしていて

A 「どうかしたの？」

そう聞くと慌てたように

土方「いや、なんでもねぇ」

そう言って土方さんは自室へ引き返して行った