検索窓
今日:2 hit、昨日:32 hit、合計:34,390 hit

32話 ページ33

天王山へ向かっていると橋の上にあいつが立っていた

A 「土方さん、橋の上誰かいるから一端止めて」

土方さんも確認したようで

土方 「止まれ!!」

全員が止まったと思ったが一人の隊士は止まらずにそのままあいつの近くまで走ってしまった

隊士 「うぎゃぁぁぁ」
土方 「大丈夫か」

土方さんがその隊士の前に立ち庇う
その後ろではお姉ちゃんが隊士の血止めをしている

風間 「池田屋に乗り込んできたかと思えば今日もまた手柄さがしとは・・・A 「永倉さん!!先に行け!!」」

永倉さんは土方さんに確認すると隊を率いて先に向かった

千鶴 「その人!あの夜、沖田さんと戦った人です!!」

千鶴も気付いたようだ

A 「何故この隊士を斬った?」
風間 「貴様らが武士の誇りも知らず手柄を得ることしか頭にない幕府の犬だからだ」

なおも話そうとする風間と言う鬼に腹が立ってきた

A 「お前はバカか?人間みな同じではないか?新選組が手柄のためやっているというのを否定する気はないがな・・・長州らだって自分達のためにやってるんだろうが」
千鶴 「誰かのために誰かの命を奪ってもいいんですか?」

私と千鶴が風間を責める
その中土方さんと風間は戦い始めた

風間は本気を出していない・・・

その時土方さんにわざと刀をはじかれたようにし
千鶴に刀を投げてきた

A 「千鶴!!」


キンッ

刀を抜きはじき返す

A 「業とやったろ・・・僕の大事な人に・・・」
風間 「その刀・・・一体どこで」
A 「烈火騰剣はもともと僕のものだ!!」

男装しているときは話しづらいが今は男だ!

? 「風間そこまでです。薩摩藩に与する我らが新選組と戦う意味がないことくらい百も承知のはず」

そいつの言葉に風間は土方から離れる

途中私とお姉ちゃんを見て
そのまま去って行った

土方 「大丈夫だったか?」
A 「はじき返したんだから大丈夫だよ♪土方さん」
千鶴 「大丈夫です!」

そのあと永倉さん達と合流した

どうやら長州の奴らはすでに切腹していたらしい
まあそれも仕方ない

33話→←31話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.1/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ: , 薫、千鶴の妹
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

斎藤ようこちゃん(プロフ) - 久しぶりに、読みました。 (2015年3月22日 10時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 初めまして。凄く良かったです。 (2014年5月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ディズニー行きたい☆ - 千鶴ちゃん大好きでっす!更新頑張ってください♪ (2014年2月23日 21時) (携帯から) (レス) id: a891cf371d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まなさん★★ | 作成日時:2014年2月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。