薄桜鬼・少年陰陽師〜トリップした昌浩と姉〜

３９話　「！！？？」 ページ41

土方ｓｉｄｅ


近藤 「遅いなー」
沖田 「逃げてたりしてｗｗｗ」
土方 「笑いごとじゃねーぞ」
平助 「逃げないと思うけど・・・」
斎藤 「何故そう思う？」

俺もそれは気になるな

平助 「だってあいつ土方さん庇ったんだぜ！！」
新選組−土・沖・平・原 「！？」

驚くのも無理ねぇ
何も言ってねぇからな

山南 「それは本当なのですか藤堂君」
原田 「ああ、あいつは土方さんをかばって斬られたな・・・」
永倉 「斬られたって・・・それで傷は！？」
沖田 「深かったよ♪」
近藤 「軽く言うことではない！！」

近藤さんが勢いよく立ちあがる
山南さんは微妙な顔をしてる

まー怪我っていうと自分の右腕の事が気になんだろ

平助 「近藤さん落ち着いて(・_・;)」
近藤 「落ち着いていられるものか！！女子の傷だ！残ったらどうする！！」
土方 「ああ、そうなんだが・・・」

俺が黙ると全員が黙る

斉藤 「どうかしたのですか？」
土方 「それがなぁ・・・」
沖田 「傷が消えたｗｗｗ」
山南 「消えた、とは？」
平助 「それがさぁ、土方さん庇ったとき背中切られたんだ」
沖田 「あれは普通死んでるね♪」
近藤 「それほど深かったのか・・・」
土方 「ああ、ほぼ全身の血がでてたな・・・あいつの周りが血の海だった」
新選組−土・沖・平・原 「！？生きてるんだよな？」

現場を見ていない者の質問に今まで黙っていた原田が答えた

原田 「ああ生きてる・・・俺が見た傷からは血が止まることなく流れ出ていたがな、しかもすでに虫の息だったが生きてる・・・傷も・・・無い」

原田の言葉に知らない奴らは驚き
それを見ていたものは黙り込む

ス―トンッ

A 「来たよ！噂の少女が♪」
桜千 「自分で言ってしまうのがA様らしいですｗｗｗ」
蘭炎 「主は強いのだからな」
宵藍 「A、さっさと終わらせろ」

入ってきたのは今話していた人物

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