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26話 「想いで」 ページ28

清明side

A・昌浩 「あうー」

一年前。最後になるであろうわしの孫が生まれた
双子じゃった

清明 「可愛いのぅ(*^_^*)」

今この部屋には十二神将の勾陳がいる
双子がおびえないように神気を抑えて穏形しているがなw

紅蓮 「清明!!呼んだか?」

これは十二神将騰蛇・・・紅蓮だ
紅蓮は自分を嫌っている
子供には泣かれ、恐れられるからじゃ

清明 「孫ができた!!双子じゃ(*^_^*)」

紅蓮はそれを聞くと逃げるように穏形しようとする
が、それもむなしく清明に止められる

清明 「大丈夫じゃ!!なぁーA、昌浩

A、昌浩、いいか、わしはじい様だ。じいさま、いってごらん」
A・昌浩 「いーあー?」

取りあえず頑張ってはいる

紅蓮 「・・・さすがにまだ無理だろう」
清明 「紅蓮、教育は早いければ早いほどいいというぞ。それにほれ、本人はやる気だ」
紅蓮 「・・・」
清明 「じいさまじゃ、じいさま」
A・昌浩 「じー、まー?」

首二人して同じ方向に傾ける双子に
清明 「おお、賢いのぅ。偉いぞ、成親や昌親より言葉が早い、この子は頭がよくなるぞぉ」
紅蓮 「爺ばか・・・」

紅蓮が呟いた
紅蓮を睨んで

清明 「いいか、A、昌浩。あれは紅蓮じゃ、紅蓮」
紅蓮 「おいおい、だからまだ無理だろうて」

紅蓮は呆れたように言う

清明 「お前はいいからだまらっしゃい。紅蓮、紅蓮。紅蓮だぞ、A、昌浩」

Aと昌浩はよちよちしながら紅蓮に近づいていく

A・昌浩 「・・・え、あー」

紅蓮は泣かない双子に驚きながらも手を双子に近づける
双子はその手をみて笑った

やはり

勾陳も驚いている

A・昌浩 「・・・れーん!」
清明 「ほほぅ・・・。ほーれ、みろ。賢い賢い」

勾陳side

勾陳は驚いていた
騰蛇は清明の息子と孫に近づくたびに泣かれてきた

あの双子は泣くどころか
騰蛇に向かって笑った
十二神将最強の騰蛇に

「・・・なんだA、昌浩」

騰蛇は今までに誰も見たことが無い
穏やかな笑みを浮かべ
双子を抱き上げた
双子は泣くことはなく
紅蓮の髪をいじりだした

清明 「勾陳よ!わしは騰蛇を怖がらなかったあの双子を後継に決めた」

そう言った清明の顔は満足そうに
騰蛇と双子を見つめていた

27話 「想いで2」→←25話 「夢・・・記憶3」



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闇桜(プロフ) - とっても面白いです!これからも頑張って下さい(´▽`)ノ (2014年5月14日 23時) (レス) id: 4e0850da2f (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - 感想、意見などなどお願いします!! (2014年1月3日 15時) (レス) id: bede127cb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まなさん★★ | 作成日時:2014年1月2日 18時

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