七拾弍 ページ30
聡介兄様!梢ちゃん!お願い!二人とも生きていて!
私がいくまで無事でいて
お願い!
月が照らし出す夜道を走り抜ける
気配をたどりに川原のかなりの上流の方へきた
いた!
羅刹の気が一つ
あと、人の気配が複数
A「聡介兄様!梢ちゃん!!」
二人は刀を交えていた
その間に私が入り、聡介兄様の刀を落とす
梢「Aちゃん!?」
A「以蔵くん!梢ちゃんを!!」
聡介兄様!
藍千!藍千様!!
(どうしたのだ?)
羅刹をもとに戻す方法を教えていただきたいのです!
兄様を助けたいのです!
(羅刹とはもとは人間だな?我らの血を飲ませるとは酷いことをしたものだ、、、、、我の、我の血を飲ませるがいい)
ありがとう!藍千様
A「聡介兄様!私の血を飲んで!」
聡介「嫌だ!いもうとの血を飲んでまで生きたくはない!」
なぜここで正気が戻るの!
バカ兄様!
自分の腕に傷を作り
その腕から流れた血を兄様の口へ流し込んだ
聡介「うわぁぁぁ!!!!」
そのまま聡介は倒れた
梢「兄様は?」
A「大丈夫!目を覚ましたときにはもう、羅刹じゃないよ『我の血を飲んだのだ。羅刹なぞは作るものではない。ただ苦しみ死ぬだけの運命よ』」
晋作「あんたは誰なんだ?Aではないだろう」
A『我か?我は藍千。こやつと同じ魂のものだ。しかし、我もそろそろこの場から去らねばなるまいな』「なぜです?」『本来ならば我が現れることはなかったのだ。しかしそなたは助けを我に求めた。仲間を助けたいと、敵をとりたいと、、、我もそなたを助けたかった。だから、禁を破ったのだ』「禁を?」
梢「その禁とは?」
A『また、この世に戻ること。戻ればその者は消える。ほら、その時がきたようだ』
私のなかから徐々に消えていく藍千様
A「ありがとう!私のために禁を破ってまで、、、本当にありがとうございます!藍千様(微笑泣」
(ああ、A。我もそなたに出会えて良かった。我が消えても、我はお前を守り続けよう。幸せになるのだよ?)
そう、私に言い残して藍千様はいってしまった
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まなさん★★(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» わかりました!遅くなると思いますが書きたいと思います! (2014年7月31日 20時) (レス) id: 09e5dbd060 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 絶対に続編お願いしたいです。読みたいです。 (2014年7月31日 19時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 本当ですか!?ありがとうございます!!ようこちゃんは続編見たいですか? (2014年7月31日 17時) (レス) id: 09e5dbd060 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 凄く楽しかったです。 (2014年7月31日 16時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ありがとうございます!!ここまで読んでくれてありがとう(*^ー^)ノ♪ (2014年7月31日 10時) (レス) id: 09e5dbd060 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まなさん★★ | 作成日時:2014年3月23日 17時