薄桜鬼×裏語薄桜鬼 (ページ42)

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参拾八ページ42

千鶴ｓｉｄｅ

Aちゃんが羅刹を見てしまい屯所に連れて来られた(すでに羅刹のことを知っています)
幹部が広間に集められ、私は土方さんに言われAちゃんの部屋に向かってる

千鶴「Aちゃん？」

A 「千鶴ちゃん・・・ねぇ？どうして新選組にいるの？」

千鶴「えっとね、私父様を探していてね、それを手伝ってくれてるの」

A 「そっか・・・で？今から私はいろいろ聞かれるのかな♪」

千鶴「うん・・・一緒に行こう？」

Aちゃんはこれから何を聞かれるのかだいたい予想はついてるみたいだった
私はAちゃんを連れ広間に入ると
近藤さんと永倉さん、平助君に原田さんが驚いていた

原田「お前は池田屋の・・」

永倉「あれ？酒をくれた譲ちゃんじゃねぇか」

近藤「お！！よろず屋の時の親切な・・・」

平助「A！！なんでこんなとこに？」

あれ？みんな会ったことあったの？
Aちゃんも一瞬驚いていたけどすぐに

A 「あ！！筋肉バカさん♪お酒は無事に飲めた？そしてよろず屋でいろいろ忘れ物をしながらも、お礼の手紙をわざわざ書いた親切なお侍様♪あれから、あんなことは起こらなかったですか？そして、龍之介さんのお友達で私のお友達でもある平助さん♪さっきぶりですね♪」

永倉「あはは！あんときは本当にありがとな！！あれ高い酒だろ？」

A 「いえ、宴だったから・・・おいしかったならなによりです♪」

近藤「いや～あの時は本当にありがとう」

A 「いえ、あれも友人のお酒を買ったついでだったし、気にしないでね？」

永倉さんと近藤さんがAちゃんと仲よさげに話していることにびっくりした
もちろん他のみなさんもびっくりしていて

土方「おい、近藤さん、知り合いか？」

原田「新八も知り合いか？」

近藤「いや、私が買い物をした時になその店に買った品と釣銭を忘れてしまってな、それを店の者でもないのにわざわざ届けに来てくれたんだよ」

永倉「いや、俺もな、ちょうどこの譲ちゃんが酒をたくさん買ってるのをみてたらな、酒を一本くれたんだよ」

A 「いえ、ほんとについでだったので感謝されることは何も」

近藤さんも永倉さんも話が盛り上がって来た