薄桜鬼×裏語薄桜鬼

参拾伍 ページ39

梢ｓｉｄｅ

おそろいの櫛を三人で買った
黒の櫛に鮮やかな桃色で桜が描かれている奴だ

A 「お待たせ―！！」

晋作 「おせぇよ」

A 「女の子の買い物何だから当たり前！！」

Aちゃんと高杉さんのいつものやり取りが始まった
もう、夫婦みたいだなーってたまに思う時がある

千鶴 「なんか、お似合いですね」

梢 「やっぱり千鶴ちゃんもそう思う？」

千鶴 「はい！！なんか、夫婦見たいです」

二人でクスクス笑ってると
平助君？だったかな？彼がAちゃんをどっかに連れていっちゃた
もしかして・・・好きなのかな？

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平助ｓｉｄｅ

千鶴と来たのはいいけどAがつれてる男・・・どっかで聞いたことある名前なんだよなー
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千鶴達が戻って来たのは良いんだけどAと晋作ってやつが話してるのをみて
いらいらした
だから、Aを連れてあいつらから少し離れた所に来た

平助 「Aって晋作ってやつとつきあってんのか？」

A 「えっ！？そ、そんなわけないじゃん！」

ちょっと顔を赤くして言う
そっか・・・Aは好きなんだな

A 「それより平助さん、龍之介さんって人と知り合い？」

平助 「なんで知って！？」

龍之介は川に落ちて・・・

A 「やっぱり！！この前ね、龍之介さん江戸に行ったんだ！！本当は平助さんに会ってから行きたいって言ってたんだけど・・・私が伝えとくって行ったんだ〜」

平助 「そうか・・・良かった」

あいつ生きてたんだな・・・本当良かったぜ

A 「そろそろ私達帰らないと・・・桂さんが心配するよ」

桂？ってもしかして桂小五郎？なんで知ってんだ？
でもそれを聞く前にAは皆のとこに戻りながら

A 「梢ちゃん！晋作さん！以蔵さん！そろそろ帰らないと怒られるよ？」

梢 「そうだね、桂さんも心配性だしね・・・ほら、帰るよ？以蔵君、高杉さん！」

晋作 「おう！」

A 「じゃっ！千鶴ちゃん！平助さん！またね♪」

桂さん・・・晋作って・・・高杉・・・晋作
って長州の！！
何であいつと一緒に・・・

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