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弐拾六 ページ29

A 「はぁー今日は晋作さんに頼まれた事やんなきゃ」

龍之介を見送った日から数日は
桂さんや晋作さんと見まわったり、梢ちゃんや以蔵さんと見周りをした
でも、聡介兄様に関わるようなことは何もなかった
そして今日は前に晋作さんから
「長州藩の取引があるからその様子を見て来てくれ」と頼まれたことがある日だった

A 「桝屋は〜あった!!」

さっそく中に入る

桝屋の人 「お譲ちゃん何か用かね?」

A 「うん♪奇兵隊総督の高杉晋作さんから頼まれて、ここに来たの!!」

晋作さんが書いた手紙を渡すと分かったと中に通された
中にはいろんな人がいたけど、商売に興味のない私はとにかくちゃんと取引されてるかだけをみていた

A 「大丈夫みたいだね♪」

そう思い桝屋の主人に帰りの知らせをしようと思ったら

? 「あのーすいません」

誰かが入って来た

? 「あれ?Aちゃん?」

A 「わぁー千鶴ちゃんだー!!」

千鶴ちゃんに抱きつく
すると奥の方にいた浪士たちが何やら叫んで刀を抜いた

A 「刀を納めなさい!!晋作さんに言い付けるよ!?」

そういうと焦ったように刀を納めた
千鶴ちゃんは不思議そうにその光景をみていた

A 「千鶴ちゃん♪裏口から出て?」

千鶴 「う、うん!!」

新選組がこっちに来るのが見えたから千鶴ちゃんを先に裏口から外に出す

? 「あれ〜君はこの前の」

A 「やば!!」

この前屯所に連れて行こうとした男がいた
桝屋にいた長州の人たちがその男と隊士に斬りかかってくれたので、私は無事に逃げることができた

A 「千鶴ちゃん!大丈夫だった?」

千鶴 「えっうん!助けてくれてありがとう」

A 「ううん!それよりお団子食べにいこっ!」

千鶴 「えーっと・・・」

A 「ダメ?」

迷う千鶴ちゃんに首を傾げて聞くと
即いいよと言ってくれた
私は千鶴ちゃんと手をつないでお団子やに向かった

千鶴 「おいしいねAちゃん」

A 「うん!!ねぇ!今度はさ、お買いものいこ?櫛とか簪とかさ」

千鶴 「うん!!約束ね」

千鶴と三日後にここで会う約束をして別れた
あー晋作さんに伝えに行かなくちゃ!

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斎藤ようこちゃん(プロフ) - こんなにかっこよく書けるなんて羨ましいです。続き楽しみです。 (2014年5月3日 0時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» コメントありがとう!かっこよく書けてたなら嬉しいです! (2014年5月2日 23時) (レス) id: 640ee715f8 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 初めまして。凄く良かったです。主人公かっこいいです。 (2014年5月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
アイオン(プロフ) - まなさん★★さん» だねぇww (2014年4月19日 0時) (レス) id: f6622ca2e7 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - アイオンさん» それじゃかっこよくない!!ww (2014年4月18日 23時) (レス) id: bede127cb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まなさん★★ | 作成日時:2014年3月2日 0時

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